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スタートアップファイナンス

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スタートアップのファイナンスやIPOに関するnoteをまとめています。
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#採用

これからのSmartHRの話をしよう─資金調達を経て目指したい、業務効率化の先の世界

こんにちは。SmartHR CEOの芹澤です。 先日シリーズEラウンド実施の記者会見を行い、SmartHRの新プロダクトや事業のこれからについてお話ししました。 おかげさまで多くの反響をいただきましたが、今回の一連の会見ではSmartHRが「なぜ」このような領域で事業展開をしているのかはお伝えできなかったので、この note でその辺りについて詳しく書きたいと思います。 僕たちの新しいプロダクト会見では今後の事業展開として「人事労務領域」「情シス領域」「従業員領域」「プラ

ジョーシス、シリーズBで135億円を調達。〜日本から世界への扉が開く2023年〜

◼︎ 資金調達の実施本日ジョーシスはシリーズBを実施し135億円の資金調達を行いました。全額第三者割当増資での調達となります。シリーズAとの累計で179億円の資金調達となります。 本ラウンドは既存株主のGlobal Brain(百合本さん/立岡さん、SMBC-GBグロース、三井不動産31VENTURESから)と新規株主のGlobis Capital Partners(高宮さん)の両者にリードいただき、既存株主ではWiL、Yamauchi No10、新規株主ではJAFCO、

資金調達PRを本気でやったら採用候補者14倍になって景色が変わった話

スカイディスクは4年間の紆余曲折を経て、2023年5月にシリーズCエクステンションラウンドとしてエクイティ/デット合わせて8億円の資金調達を行いました。 それに合わせて本気で資金調達PRをやったところ、資金調達前と比べて採用の候補者数(カジュ面させていただく方の数)が14倍に増えました。ということで前後で何をやってきたか書こうと思います(分母が少ないだけなのは秘密)。 資金調達の概要 資金調達までの紆余曲折についてはコチラをご覧ください。 CEO内村さんのターンアラウン

33兆円規模の未知なる市場。日常の健康課題に挑戦する理由。

初めまして。株式会社TENTIAL代表の中西(@yu_isbznd4)です。 TENTIALは新たに資金調達を実施させていただきました。 本noteでは、TENTIALが見据える新たな市場や、今後の成長についてお話させていただきます。 ウェルネスからヘルスケアカンパニーへTENTIALは現在、日常生活のコンディショニングを支える商品を提供しています。浮き指にアプローチする機能性インソールや、血流促進が期待できるリカバリーウェアなど、私たちの製品はトップアスリートをはじめ、多

シリーズB資金調達の目的と、今後の挑戦(※リード投資家との対談記事転載)

シリーズBラウンド総額13.8億円 当社は2022年5月、既存投資家であるジャフコ グループ株式会社に加え、新規投資家である株式会社モノフルのグループ会社をリードインベスターとして、SBI 4&5投資事業有限責任組合及びSBI 4&5投資事業有限責任組合2号(運営:SBIインベストメント株式会社)、JA三井リース株式会社、りそなキャピタル6号投資事業組合(運営:りそなキャピタル株式会社)、きらぼしキャピタル夢・はばたき1号投資事業有限責任組合(運営:きらぼしキャピタル株式会

部族から村ステージへ、グロースするスタートアップの5つの成長痛

こんにちは。Ubie 共同代表の久保です。 この度 Ubie はシリーズCラウンドの 1st Close として、35億円の資金調達を実施しました。 シリーズCを一つの節目として、この一年間の事業・組織成長における知見を共有したいと思います。 一年間の成長この一年間は Ubieにとって、事業、組織ともに次のフェーズに移行する一年でした。 事業はユーザーグロースから収益化への大きな変化がありました。 生活者向けの「ユビー」はこの一年で月間利用者が100万MAUから500

シリーズBで25億調達したGaudiyの「採用モメンタムをつくる」資金調達PRのウラ側

こんにちは!Gaudiy(ガウディ)のCorporate Successチームで、採用・PRを中心に担当しているやまもと(@hanahanayaman)です。 先日、GaudiyはシリーズBラウンド・1stクローズにて25億円の資金調達を実施した旨を発表しました。 当日は日本経済新聞、BRIDGE、あたらしい経済をはじめ、多くのメディアに取り上げていただきました。Twitter上でもたくさんのシェアをいただけて、PR TIMESでは「旬速」「いま話題」ともに1位を獲得。

VCの目にはどう映る?ヘンリーの今までとこれから【フェムトパートナーズインタビュー】後編

株式会社ヘンリーは、フェムトパートナーズ株式会社から2度の資金調達を行いました。 2度目のシリーズBの資金調達に関する情報解禁に伴い、フェムトパートナーズから磯崎哲也さん・曽我悠平さん・大久保克彦さん・山田慎吾さんの4人と、ヘンリー共同CEOの逆瀬川・林とで座談会を行いました。 前編で伺ったのは、ヘンリーとフェムトパートナーズの出会いから、資金調達を通して両社がどのような関係性を築き上げてきたのかなど。 後編ではさらにもう一歩踏み込み、ヘンリーのミッションとしている「社

VCの目にはどう映る?ヘンリーの今までとこれから【フェムトパートナーズインタビュー】前編

株式会社ヘンリーは、シリーズBの資金調達を行いました。 出資してくださったフェムトパートナーズ株式会社は、2012年にシード投資のフェムト・スタートアップLLPから始まり、2013年に第1号ファンド、2017年に第2号ファンド、2020年に第3号ファンドを設立し、運用しているベンチャーキャピタル(VC)です。 ヘンリーは、第3号ファンド(フェムトグロース・スリー投資事業有限責任組合)から2021年1月に1度目の資金調達を行っており、今回は2度目の資金調達となります。 今

スタートアップにおけるCFO採用

スタートアップ経営者の方によく聞かれる質問のひとつに、「CFOってどんな人を採用すればいいんですか?」というものがあります。 CFO採用って難しいですよね。何が難しいって、起業しようというベンチャーマインドあふれる創業者にとって、一番距離が遠いポジションだから(笑) どんな人を採ればいいのか、どうやって採ればいいのか、いつから採用すればいいのか、そもそもCFOって何をする仕事なのかなど、ネットで見てもあまりピンと来ず、わからないことが多いポジションではないかと思います。

新しいIPOへの挑戦。映像から未来をつくる仲間づくりを目指したセーフィーの資本施策の話

はじめまして。セーフィー株式会社のCFOの古田と申します。 当社は、2021年9月29日に東京証券取引所に新規上場を果たしました。 無事にこの日を迎えることができたのは、本当に色々な方々に支えられたお陰であり、大変感謝しております。 何よりもSafieをご利用いただいているお客様、そして一緒に事業を作り上げてきた仲間の社員、またリスクをとって支援してくれた従来からの株主の皆様とSafieの未来を信じてくれた新しい株主の皆様、案件を一緒に作り上げた共同主幹事証券会社のSMBC

総額21億円の資金調達を終えて

弊社にとっては2回目となる、シリーズBの資金調達を実施いたしました。 今回総額14.4億円という資金を得たことで、弊社のビジョン実現は大きく1歩前進したことと思っています。 まずは、弊社のビジョンを信じて投資して下さった投資家の皆様、心より御礼申し上げます。誰しもが初めての経験である歴史的パンデミックの中、連日時間を割いて弊社の可能性を一緒になって真剣に考えて下さりました。必ず期待に応えるべく、気を引き締め直して、経営者として成長をして参ります。 また、コロナ禍にも関わら