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今、大切なこと:橋の下世界音楽祭と地域とIDGs

安倍元首相の銃撃事件から2ヶ月がすぎた。
新型コロナウィルスとの付き合い方も今ひとつ図りかねたまま3年が経とうとしている。
巷では悲惨な事件が後をたたず、言い表せぬ閉塞感の中、得体の知れないモヤモヤと格闘している。
どこで間違ったのか、誰かが間違ったのか。
誰かのせいにしたくても、誰かのせいにしたとしても、そのモヤモヤが晴れることはない。

そんな2022年9月初旬、豊田大橋の下で4年ぶりに開催された「橋の下世界音楽祭」。
前回までは、完全投げ銭制で実現していた日本一多様性に飛んだお祭りだ。
地元の有志が主催する愛知県豊田市が世界に誇る日本の新しいお祭り。
お祭りの最後は地元の衆が盛り上がる完全自治スタイルだ。
自分が出来ることから。小さくてもいい、最初はたった一人の仲間とでもいい。一緒に進められれば何かが出来る。
そんな予感を感じさせてくれるお祭りだった。

世界に目を向けるとSDGs達成には、一人ひとりの内面成長が不可欠だとスウェーデンを中心に「内面の成長目標」を策定しようとするIDGs(Inner Development Goals)の取り組みが進んでいる。
今年4月末に行われた初めての国際サミットは、異様な盛り上がりを見せていた。

難しく構えることはない。
日本には内面を高める東洋の叡智がいたるところに横たわっている。
言語や田舎の生活の中にもだ。
日本語を使える私たちは、日頃から東洋の叡智に触れているのだと思う。ただそれに気づいていないだけで。
深い智慧を持つ高齢者からの伝承は喫緊の課題だ。近い未来後悔しないよう努める必要がある。

とはいえ、まずは自分の地域や場所で、1日に3分でいい。
時間のない人は30秒でもいい。
静かに自分のあり方を問うてみること。
他者や地域や自然環境との関係を問うてみること。
静かに問えば、どの道を進めばよいか、少しづつ見えてくる気がする。
小さく実践すればいい。
自分の出来る範囲と場所でやってみる。

そんな場所を作りたくて、地域の仲間と始めた居場所づくり。
学校や職場でなく、住む家でもない、第三の居場所だ。
学校や職場と家との往復だけでは出会えない大人や友人、経験ある高齢者にも会える場所。
用がなくても、ひとりでふらっと立ち寄れる場所。
少しづつまちの居場所になり始めた。

機会があれば、生まれ始めた笑顔のエピソードを紹介したいと思う。

#未来のためにできること

【参考】IDGsポータル


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