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北海道の初夏と森のパン屋。

1年ぶりの日本一時帰国。
たっぷり美食を楽しませてもらいました。

前回はソフトクリームを語りました。

色々な方に記事を楽しんでいただけたようで、ほんとうに嬉しいです。

今回は、森のパン屋について暑苦しく語ります。
始まり始まり〜。

パン屋が点在する山の麓

私の育った北海道の道南地方は、知る人ぞ知るローカル美食の宝庫です。

前述したデート向けなソフトクリーム屋もあれば、

街の有名パン屋を引退した夫婦が
山の麓に小屋を建てて不定休パン屋を開いている、
そんな地域でもあります。

今回紹介するパン屋は文字通り、
「森町(もりまち)」のパン屋です。

いくつかあるのですが、
わたしが愛しているのが「おおば製パン」。

駒ヶ岳の麓にあるパン屋です。
薪窯で自家製酵母パンと焼き菓子を作っています。

全国にファンがいて、Instagramの投稿からも美味しそうな香りがしてきます。


季節に合わせたパンセットは全国に発送されているそう。

人気すぎて店舗に置ける分がないこともあるので、
Instagramのメッセージで予約してから取りに行きます。

ところで、父が『インスタのメッセージの様子がおかしい』と相談してきました。よく見ると、投稿のコメントに注文をしています。父は世界に向けてパンを注文していました。嗚呼無念。
ちなみに父は3人だけフォローしているそう。
残りの2人が気になりますね。

なんのはなs..

風景がすでにおいしい

おおば製パンは、駒ヶ岳ふもとの分け入った道に佇んでいます。

空気が澄んでいて、
立地の時点ですでに美味しいです。笑
冬は、薪に雪が積もってステキです。

とがった山が駒ヶ岳
薪軍団
冬。北海道でよくみる景色だよねぇ。

私たちは、注文していたカンパーニュとライ麦パン、クロワッサン・ダマンド(多分)、ルバーブパイを購入。

その日は小さな女の子とお父さんが、
店の前のテーブルでピクニックしていました。

お話を聞くと、普段は市街地に住んでいて休日によく立ち寄るそう。

初夏の北海道は気分が良い。

センスしかない店内
このスペースで、地元のシェフがパンを使ったランチを開催したこともありました。

ワインがあるだけで食事が完成するパン

おおば製パンのパンといえば重くてハードで、ずっしりおなかにたまる「食事パン」。

スタンダードなカンパーニュもいいし、
ライ麦パンもたまりません。

パンとワインと、たまにチーズ。
それだけで食事が完成するような滋味深い、味わい深いパンです。

私の実家では、滞在中にパンをメインにした宴が開かれました。
アメリカ土産の赤ワインをお供にします。

左からクロワッサン・ダマンド(多分)、ライ麦、カンパーニュ、カリフォルニアワインDECOY赤

私はお酒を飲めなかったのですが、
パン、チーズ、はちみつ、ナッツ…のあたりで拳を突き上げました。
優勝です。

ライ麦パンは特有の酸味があって苦手な人もいるかと思いますが、
オリーブオイルと塩をつけると、酸味が整って深みだけが残ります。

チーズもはちみつも、普段から食べられるものばかり。
でもおいしいパンが真ん中にいると幸せを再認識できます。

まとめ

今回は、私が愛してやまないパン屋について語りました。
いかがだったでしょうか。

北海道の魅力は、海の幸だけでないんです。
山の恵みも最高です。

ぜひ、北海道に訪れた際には、その近辺のパン屋も探してみてください。
きっとお気に入りがあるはず。

ではでは、良い一日を。



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