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子育てしつつ未経験からUIデザイナーになったお話

はじめまして。
Uzabase SaaS Design Division所属、SPEEDAのUIデザインを担当している進藤です。
15歳と4歳の2児の母で、デザイナーとしては4年目の新米デザイナーです。
夢だったデザイナーとしてのキャリアをスタートしたのは、産休・育休明けでした。

今回は、私がどのようにしてデザイナーになったのかを綴ってみたいと思います!

キャリアチェンジ!デザイナーとして始動

「SPEEDAでデザインやりませんか?」
産休・育休から仕事復活するにあたり、SaaS事業部CTO 林さんからの言葉をきっかけに私のデザイナーとしてのキャリアが始動します。

もともとJVR(現INITIAL)に所属していた私は、2017年1月の買収をきっかけにUzabaseへジョインしました。
当時下の子を妊娠中だった私は産休・育休に入り2017年11月に仕事復帰しました。

戻るにあたり悩んだのは自身のキャリアです。
もともとPM的な役回りがメインだったため経営者や開発メンバーの近くで柔軟に動けることが必要でした。
育児があり、いままでのような働き方はできないし、そもそも私はここで戦力になれるのか。。。
と、悩んでいるときに、冒頭のお声をかけていただきました。

もともとwebデザイナーになりたいという夢があった私。
独学でノウハウを学びJVR時代に少しそのあたりを作業していたとはいえ、ほぼ未経験状態。
デザイナーとしてのキャリアないですけど大丈夫??
と不安もあったものの、Uzabaseが掲げている共通の価値観「7 Values」の一つ、「迷ったら挑戦する道を選ぶ」に突き動かされSPEEDAへの移動を決めました。

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基本はリモート、週1,2回出社というスタイルでもOKなど、働き方を自由に決められる「スーパーフレックス制度」が通勤片道2時間のワーママにはめちゃくちゃありがたかったです。
そしてなにより、「育児を優先で働いてください」というUzabaseのスタンスが沁みる。

たれ下がる気持ち、まよいの森…

当時、SPEEDAのデザイナーは廣田さん1人※。兼任でFORCASのデザインもこなしている状況でした。
今回、仕事復帰のタイミングで廣田さんがentrepedia(現:INITIAL)へ配属となり、入れ替わる形で私がSPEEDAプロダクトに入ることになりました。

※当時、Uzabase全体で見てもデザイナーは1人だけでした。(NewsPicksを除く)
未経験でUzabaseに入り、デザイナーとしてのキャリアを積み上げてきた方で、当時も今もとても勇気をもらっています!

初期はフォローしていただきながら、右も左もわからぬ状態でもとにかく「やらねば!」精神で進んで行きました。
ですが、大量にくる案件、加えてデザインの勉強も必要な状況。
やらなければいけない事、やりたい事はあるのですが、デザイン作業が思うように進まなく、期待に応える成果物が出せない。
子育てのため、仕事ができる時間に制限があるので、時間でカバーするパワープレーもできない。
今までのように仕事が回せず、自身のスキルの低さに愕然とした瞬間です。

「食らいついていく事では引かない!」と思っていた気持ちはみるみるたれ下がり、「私はどうしたらいいんだろう・・・」と、まよいの森に入り込みます。

Uzabaseにはワーキングペアレンツの方が多くいます。
社内では「Career Juggling(キャリアジャグリング)」というコミュニティがあり、子育てをしながら働くことについての意見交換や、悩み相談、情報共有ができる環境があります。

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(発足者の嶋田さんと半澤さん いつもパワーをもらっています!)

育てと仕事の両立にも悶々とする日々。
まよいの森に入り込んでいた私は、Career Jugglingでの意見交換や周りのメンバーへ悩み相談する機会があったことに本当に救われました。

最近はJuggling Radioなる取り組みをスタート。

働くと育てるを楽しむCareer Juggling。
Career Jugglingする方を毎回ゲストに迎え、生き方、働き方、楽しみ方、今きになること、その人がその選択肢をなぜその時とっているのかを深掘りしながら、飾らない等身大の本音を聞き、お届けしていきます。

で、何がしたいの?

2018年10月に平野さん(現・B2B SaaS Business CDO)がUzabaseにジョイン。
ジョイン早々、あるプロジェクトでお仕事をご一緒することになりましたが、デザイナーとしてのスキル・知識はもちろんのこと、プレゼンの内容・仕方、プロジェクト内での立ちまわり方まで、全てが目からウロコ状態でした。
「この人についていけばまちがいない!」
と、平野さんを勝手に師と仰ぎ、デザイナーとしてのスキルや働き方を吸収し、手を動かしてひたすらアウトプット。自分が必要なものを身につける事に全力を注ぎました。

ところが意気込んだのも束の間。
師匠がいて、業務をしつつ学びを得れる最高の環境になったにもかかわらず、私の成長はイマイチもいいところでした。

当時、あれもこれもと色々な業務に手を出していた私は結果として全てが中途半端な状態になっていました。

ある日、平野さんから私の今後を左右する大きな問をいただきました。

で、進藤さんは何がしたいの?(どんなデザイナーになりたいの?)」

色々な業務に携わる中で、プロダクトをつくる所に近い仕事が好きだと改めて実感しました。
『UIデザインがやりたい!』『SPEEDAにもっと貢献したい!』
と、UIデザイナーに振り切る決意をしました。

ザイタクでも成果だせました!

UIデザインやるぞ!と決めてから自分がやるべき事が明確になり、成長するスピードが徐々に加速してきたか?という矢先のコロナ。

もともとリモート勤務が多めの働き方だったとはいえ、プロジェクト立ち上げ時など必要なときは出社し、対面コミュニケーションを心がけていたため、内心不安でした。
加えて、上の子は受験の年、中学3年に進級直後に緊急事態宣言による休校や受験勉強で常にストレスMAXな状態。
保育園はかろうじて休園しなかったので仕事はできる状況でしたが、振り返ってみると子育てと仕事の両立で一番大変な年だったと思います。

コロナという波乱で幕を開けた2020年。(みなさん大変だったと思います)
4月からは「SPEEDA TOPページリニューアル」と「専門家の知見を活用した新サービス FLASH Opinion」の大きなプロジェクトに参加させていただきました。

大きなチャレンジに挑むワクワク感と不安な気持ちを交差させながら、全力でプロジェクトに取り組みました。
TOPページリニューアルで画面デザインの提案モックを見せた際、佐久間さん(代表取締役Co-CEO)から出た「いいね〜!わくわくするね〜!」の言葉がとてつもなくうれしかったです。

モック

UIデザイナーとして初の大仕事。
怒涛のスケジュールでリリースが完了したときの安堵感、ユーザーからTOPページをリニューアルして良くなったと反響をいただけたとき嬉しさは忘れられません。

FORCAS UIデザイナーのもっちーさん、SPEEDA BXデザイナーのリリーさんを始めサポートいただいたシニアメンバーの方々、本当ありがとうございました。
そしてこのプロジェクトに参加するチャンスくれた平野さんに感謝です。

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(その後ブラッシュアップしてリリースされたTOPページ)

キャリアチェンジしてから2年で目指そうと目標を立てたミドルデザイナー。
実際は2年半かかってしまいましたが、なんとかここまでくることができました。

個人のWillを尊重し、未経験でもチャレンジさせてくれるUzabaseのカルチャー。
「子育て」と「働く」の両立を可能にさせてくれる環境。
そしてなにより、それらを受け入れサポートしてくれるSaaS Design Divisionのメンバー。

1つでも欠けていたら、夢に向かって進み出すことができなかったと思います。
ほんとうに感謝の気持ちでいっぱいです。

な〜かなか思うように進まないこともありますが、日々DESIGN FORWARD!

そんなたくさんの異能と才能を持つ素敵なメンバーが集まるSaaS Design Divisionは、それぞれがビジョンに向かってDESIGN FORWARDしています。
様々な個性を持つメンバーからは日々学びの連続。とても刺激的な環境です。

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(SaaS Design Divisionのビジョン「DESIGN FORWARD」)

2021年4月 新たにSaaS Design Division「DESIGN BASE」という組織名をかかげました。
メンバーも増え、これからさらに加速していきます。
私も乗り遅れない様、日々DSIGN FORWARD!

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子育てと仕事の両立が不安で新しいチャレンジや、おもいきり働くことに足踏みしてしまっていたとしたら、ぜひ飛び込んできてみてください!

異能と才能たっぷりDBメンバーの記事もぜひ!

Cover Design: Kurumi Fujiwara

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