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「私の言葉、なんか乾燥してるな」

noteを読んでいて大きな楽しみの一つは
他の方の文章を好き放題読めること
読み放題時間無制限

そんな中でいいな〜と思う文章の特徴って

「みずみずしい」

なんだと思うんです

なんやそれ
説明せんかいと言われましたら難しいんですが
読んでいて音声化されるというか
文章が輪郭を帯びてスッと目に入ってくる
自然と情景が浮かぶ
そんな文章であると思うんです

自分でnoteを書いていてもよく感じます

一度も止まらず一気呵成に書き上げることができたものは自分で読んでいてもだらけない。最後までチョコたっぷりで読むことができます

しかし途中で止まってしまったり
文字数を稼ぐための文章になった場合
自分で読み返してもあんまり面白くない
パッサパサ

やっぱり前者の文章は伸びが良かったり
基本的に普遍的なことを書いた方が
伸びはいいんですが
やっぱりnoteを書いていて、したくなるのは自分語り

同じような現象に
「読み滑り」もあります

これは改行だったり、文章量も大事になってくるとは思うんですが

面白いな、と感じる文章は
1行1行を精読しているような
じっくり地に足をつけて
向かい合っている感覚があります

逆になんだか読み滑るな、という時は
スキーの滑走のように細部までは読んでいない
読んでいるんだけど情報が入ってこない

なんだかしっくりこない
そんな感覚もあります

友人がnoteをしていまして
私はその友人を通じて、このnoteというコンテンツに出会ったわけですが
彼女の言葉はとてもみずみずしい、と感じる文章なんです

おそらく私には書けない文章

私は何か一つのことについて考えて
答えを出してそれをnoteに輪郭を伴って書くことが多いんですが

彼女のnoteは

「こんなことを考えて
 こうじゃないかと思うんです」
ではなく

「こんなことがありまして〜
 どうしたもんですかな〜
 こうじゃないかな〜
 みたいなのはあるんですけど
 まだまだ模索中です」

なんと言うか、人間臭い
居酒屋のラストオーダー終わりのような雰囲気

私は弱みを文章として書くことが苦手なので
彼女のその素直さは羨ましい

南海キャンディーズの山里亮太さんのエッセイに
オードリーの若林さんがコメントを寄せていましたが
その中で

「彼のすごいところは弱みを曝け出すところ
 泥の中でのたうち回って笑いを生む」
と言うようなことを書いておりまして
なかなか好きな言葉です

自分の弱さ、悩みを人にぶつけることができる
これはとても羨ましい。そんなことができたらな

でも私はやっぱり一人で抱え込むベジータが好きなので
格好つけを優先することにします



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