「noteはいつかの私への、読む処方箋」

ふれきしぶるでこんすたんとにこみっとすることが求められる現代社会です

手違いで私の呼吸に歩合制で給料が発生すること
今か今かと待ち続けて23年、三千里

遂に就活をしないといけない段階になってきた
どこで道を踏み外したのだろう
でも道に乗った覚えもないから無難でもある

さて。効率、という言葉がありますね

私自身、アルバイトで飲食店の厨房で働く中で
この概念の大切さは身に染みてわかっています

そりゃ1時間で1の仕事をする人間と
1時間で3の仕事をして
換気扇の掃除もしてくれる人間

後者が国民健康保険料を払う限り
後者が重宝されるでしょう

もちろんお仕事となるとそう
大事です、効率効率効率

でもプライベートだとか趣味になると
この言葉は途端に怖さを増すんですね

効率のいい時間の使い方
という概念があるとします

そうすると私がこうやってnoteを書いている時間なんて真っ先に切り捨てられてしまう

一応お仕事としてエッセイを書くこともあって
note書いている暇があったら
お仕事の文章を書いた方がお金は稼げる

こんな誰が読むとも限らない文章を
「効率悪く」書いていてなんの役に立つの？

そんなことを言われてしまうと
ぐうとしか言えません

だけどもだけども

余白の贅沢

を信じている私にとって

自分の時間を贅沢に使って
本当に好きなことを書いているこの時間は
何にも変え難い幸福なんです

お仕事の文章を一心不乱に書いて
読まれることだけを意識してSEO対策して
正しい日本語を意識して
余分な言葉は省いて

それはそれで楽しくて
文章を書くことを生業としている上で
甘えたこと言ってんじゃないよと思うけれど
でも、でも

なんとなくわかるんですが
効率だけを追い求めて書き続けていると
いつか文章が書けなくなる日が来てしまう

そんな日の私に書き溜めておく
「読む処方箋」
それがnoteなんです

備忘録であり、歩いてきた証拠
黒歴史であり、ポートフォリオ

なんかいいこと言った感ありますが
処方箋はそもそも読むものですね

なぜ薬ではないのかという苦情は
甘んじて受け入れますが
「お薬」よりも「処方箋」
の方が響きも字面も格好いいので
これで進ませてください

ああ、効率の悪い文章だ