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奇妙な国に子供をつくる理由が見つからない

日本って変な国。

政治は頓珍漢のやりたい放題。子供生むのにもお金がかかりすぎる上に、国は教育にお金をかけなさすぎる。老後は安心して暮らせるか心配してる人が多くいる。

男尊女卑はそこかしこにあって、薄めた毒を摂取し続けてるようにいつまで経っても根深い。同調圧力もバリバリだし、競走から降りられない男社会も生きづらい。

他にも枚挙に暇がないくらいの、生きづらさ量産地帯って感じ。


私には奇妙な国に見えてるわけなんだけど、もっと奇妙なのはそんな国において子供をつくるということ。

批判するつもりではなくて、こんな変な国に「愛しい我が子」をつくって放り込むのが純粋に不思議だなと思う。


自分で生きててもしんどいような国でサバイブさせようってんだから、めちゃんこスパルタ。「優しい親」なんておらんよなと思う。

分かっててあえてそうするのか、あんまり深く考えないからひょいと出来るのか。


突き詰めて考えたとて、寂しさには勝てないから自分の仲間を作るんだろうか。今のところの仮説はこれなんだけど、個々人の動機を知る機会がないので興味がある。



他人の人生100年スイッチを押すというだけでもすごいのだけど、そこで「激ムズ日本フィールド」を選ぶというのが私にはどうしても出来ない。

子供は可愛いのでよその子を見ると皆健やかであれ〜と他人ながらに願うし、子育てしてる人たちありがとうね、皆楽にやっていける世の中であってほしいよと心の中で思う。


でも現状、変な国に生きてて自分が明るい気分にはならないので、わざわざそこに他人を引っ張ってくる理由が、今の私の中には見つからないや。


「アホが牛耳っててめちゃくそ理不尽な扱いを受ける、すでに落ち目のテーマパークがあるんやけど、一緒に来てくれん?」なんて大事な人を誘えるのかという話。

隙あらば金銭的にも精神的にもむしり取ろうとしてくるような、ろくでもない場所と分かった上でご招待なんてできねぇ。というのが私の感覚。


その選択が出来る人たちは私と世界の見え方が全く違うんだろうなと思うので、特に同世代の人たちにはどんな風に見えてて、何を思って子供をつくるのか知りたいな。

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