日本代表vトンガ代表観戦記録＠花園ラグビー場
また少し遅くなりました。もう来週には日本代表が発表されて、
まずはイタリア戦へと旅立つというのに。でも遅くなっても記録します。
7月最後のラグビー観戦。急遽参戦を決定したのは2日前の7月27日でした。
スケジュールが開いたところ、立ち見席なら残っているとのこと、
少し迷いましたが、花園ならば、見やすいだろうし、試合の間中、
立っているのはたやすいし、スコッドには応援している選手が入ってるし！
と、喜んでチケットを購入し出かけました。
自由席はここだけなので、そんなに早くから並ぶ人も少ないし、
幾度か訪れているスタジアムだからこその安心感。
ひとりで来ておりますから、これが初めてのスタジアムであれば、
どっちに行ったら早いかな？中はどうなっているのかな？などと、
心の中で、ちょっと緊張したかもしれません。
横に幅広く何列もつくり、並んで10分も経たない頃、入場開始。
立ち見といってもやっぱり近い、きてよかったと満足でした。
まずは立ち見席をキープ
さて、どこにしようかと辺りを見渡しましたが、
少し上の方が全体が見やすいかなとこちらを選択。
周りには「お花見？」と思うような雰囲気の方もいらっしゃいました。
シートを敷いて、ビールを飲み始めるグループがあちこちに。
何となくお祭り気分のようでもありました。
そして時間と共に徐々に人は増えていきました。
そこで、これは今のうちにお買い物をすませておかなくてはと、
バーにタオル巻きつけて、
まっしぐらに向かったのは、はやりこちら。
内側から見たら会場向きにも売っていたけど、一旦外にでました。
そしてやっぱりホットドッグ型カレーパン。
以前もご紹介しました新梅田商店街にある
近鉄ライナーズＯＢが営むカレー店MASARAの出張販売です。
そしてお席で腹ごしらえ
ペロリです。暑かったから、更に美味しかったです。
よし、準備完了！と言う所で両チーム選手が登場。
トンガサイドになりますから、練習風景がよくみえます。
やはりパワフルです。
そして選手紹介の時には、さすが関西、
ひときわ歓声と拍手が大きかったのが長田智希選手！
周囲の奥さまがたからは「かわいいわ～」と、
やはり若手はどこででも、そんな風にも応援されるようです。
それでいくと李承信選手、松田力也選手も同じ感じで
息子を見るように応援されているマダムも多いようでした。
そして勿論ベテランでは堀江翔太選手。
更には山中選手には「やまちゃ～ん」「頼んだよやまちゃ～ん」と
神戸の試合の時のように声が飛んでいました。
こちらは男性の声がほとんどです。
でも代表戦では聞いたことなかったから、かなり嬉しいわたくしでした。
それに熊本でのオールブラックスＸＶ戦はノンメンバーだったので、
わたしにとっては今回のシリーズ初登場です。
それもあっての参戦でもありました。
選手入場
さて、時間になりました。
すると照明が一気に消えました。
会場がどよめきました。
そんな中、まず登場したのは
トンガ代表でこの試合が50キャップ目となった
スクラムハーフのソナタネ・タクルア選手でした。
花園は近鉄ライナーズのホームだし、
トンガ人の関係者もたくさんいるので
ここでお祝いできるのは、よかったなと、既に感動。
そして両国のナショナルアンセムからの
トンガのウォー・クライ、シピタウ！
映像はこちら
そしてkick off！
日は暮れたけどまだ暑い…そして客席もとっても熱い！
日本人もですが、ゴール裏のお席はじめ、わりと近くからの声援、
おそらく皆さんで固まってお座りだったであろうトンガ人の皆さんは
応援もパワフル。これがまた楽しかった。
海外の人達と一緒に楽しんだWorld Cupを思い出しました。
でもこれももしかしたら、立見席だから？とも少し思いまして、
だったらこのお席は、今後も考慮しようか、とさえ考えました。
そうです、遅くなりましたがメンバーです。
いつもお世話になっているJスポーツさんが
とても見やすくまとめてくれているのでお借りします。
ちなみにピッチサイドリポートは村上晃一さんだったのですが
御姿よく見えないままでした。残念。
ただまたちゃんと櫻井翔さんはよく見えました。
試合展開は
試合の方は、やはりトンガのパワーにはかなりてこずっている感じが
しなくもない‥‥なか、ようやく前半の真ん中あたりでやっとトライ。
それも斎藤選手から長田選手⇒マシレワ選手⇒ナイカブラ選手と
見たかった！と思う皆さんがつないでくれました。
ただ代表国を変えていい新しいルールのお陰で、元ABsのフルバック、
チャールズ・ピウタウ選手がはやり活躍。更にこの日50capのスクラムハーフ、先に記したソナタネ・タクルア選手のトライ。さすがです。
でもまた、大注目中のアマト・ファカタバ選手がトライ。でもまたバックスタンド側でした。ちょっとバック側にした方がいいかなと思って迷ったことが悔やまれました。あっちなら正面に駆け込んできたのだなあ…と。
まあ、これはよくあることですね。
👇会場の音と翌朝ちょっと感想を話した音声配信はこちら
試合の結果は、後半途中で逆転される？とドキドキしていた所、
こちらも大注目、ホームで決めてよかった！マシレワ選手のトライ！
会場は一層わきたちました。
何とか突き放せたかな…と思ったところ、またピンチ？！
惜しいプレイやミスもありましたが、周囲の人たちがとても優しくて
でもしっかり応援をしていて、こんな雰囲気は初めてだなと
こちらにもちょっと感激していました。
立ち見自由席というものも初体験でしたし、
大阪での日本代表の試合をみたのも初めてで、
地域性というものもあるのかなと思ったりして。
関西育ちゆえに心地よい親近感なのかもしれませんが。
でも、おそらく遠方からの方は早々にチケットを購入していたでしょう。
そんな中、チケットまだあるらしいよ、今日は勝つよきっと、
やっぱりいきたいよね、とか、そんな思いでお越しの方も
多かったかもしれません。
そしてまたその愛が語られていたのも耳にしました。
実は、この日、甲子園球場で首位攻防戦「阪神対広島」の
真っ最中だったそうです。「気になるなあ」「いや、野球よりラグビーやろ」「こっちは日本代表やで」「そうやなこっちの方が大事やな」
なんて会話が聞こえてきたりして、
これにもひとりこっそりニコニコしてしまいました。
ともあれ、後半の時間もあと少し、
敵陣に切り込んでいくマシレワ選手とライリー選手、
よし、更に突き放す！いける！と、会場も大盛り上がりの中、
なんと一転、悲鳴に変わったあの一瞬。
「まずい！！やばい！！」という空気になった数秒。
でもそこで、そうです、松島幸太郎選手！
その時わたしの頭をよぎったのは、高校生の松島選手！！
桐蔭学園時代、自陣ゴール前から約１００メートル独走してのトライ！！
あわや逆に、それをやられそうになったところを止めたような、
そう、この花園は爆走できちゃう松島選手、さすが！と
妙な感動をしてたのでした。
これを思い出した方も多かったのではないかとおもいます。
そして最後はファカタバ選手と長田選手のタックルやブロックしたそこへ
ラスボス、堀江翔太選手のジャッカルで助かりました。
そして、後半登場した流大選手も、その大きな声、
そして「いそげ」という身振りも含めて、
客席からでもとても目立っていたと思います。
ベテラン大活躍でした。
ということで結果は21－16で日本代表、勝ちました。
試合後のこと
お席が角だから、ここでは止まってくれないのがちょっと残念でしたが、
勝った時の笑顔でまわっている皆さんをみていると、
立ちあえてよかったなと、喜びもひとしおでした。
そういえば、この後、三者三様の楽しいシーンがありました。
インタビューなどうけていたのでしょうか、みんなの列に送れて駆け寄ってきた流大選手、更にそのあとにかなり遠くなったみんなを追いかける斎藤直人選手、さらにそのあと登場の李承信選手‥‥個性的でした。
instagramに残しましたのでよかったら。
そしてトンガの皆さんのプレイもよかったです。
本当はトンガ代表のグッズやシャツなどを販売していたら購入したかったのですが、ショップがなかったのです。そうか、この前あったのはABsだったからか、とちょっと残念でした。ネットで探そうかなと思います。
そしてその後帰ってきてから、またstandfmで話していますが、
実は子どものころ、わたしの父がトンガの本をたくさんもっていたのです。
だから何となく親近感があるのです。
これからトンガに帰って代表として出場する選手が増えるのかもしれません。既にイズラエル・フォラウ選手もトンガ代表ですし。
この流れはとっても楽しみでもあり、脅威です。
ともあれ、ますますWorld Cupが楽しみになった日、
そして本当に行ってよかった、やっぱり出来るだけ現地観戦したい、と
あらためて確認した夜でした。
帰ってきてからあらためてトンガについて語った音声配信はこちら
よかったら聞いてみてください
オマケに
最後に、翌日の夕方、難波を通ったのですが、
その時初めて出会いました。こんな看板。
社会人リーグの大会でルリーロ福岡と対戦しているのを見ていますから、
そしてその時、ちょっとファンになっておりましたから、
関西の方は見慣れていらっしゃるでしょうが、初めて拝見したから…
とてもよろこんだのでした。
👇こちらで語っています。
ということで最後までおつきあいいただきありがとうございました。
この後はしばらくtv観戦とはいえ、もうすぐWorld Cupです。
ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリアなど既に
代表メンバがー発表されています。こちらの海外の試合をみられるのも
今から楽しみで仕方ないですが、日本はまずは8月15日。
誰がいけるのか、もうわくわくどきどき。
怪我をしていた選手もよくなって、そうでない選手は怪我無く
ベストコンディションで本番に迎えますように…
熊本でのABs VX線はこちらに。よかったみてください
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？