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わたしのしごと①

この世の中は謎だらけ
いいことも よくないことも
どうして?なぜ?がいっぱい 不思議

でも 不思議は心のエネルギー

目には見えないけれど
たしかに存在している力がある
それだけはわかる

納得がいかない出来事
悲しいことも嬉しいことも
自分が望んでそうしたわけではないのに
それを経験しなくてはならなかった

その力は宿命とか運命とか呼ばれる不思議
抗えないもの

でも 本当に抗えないものだったのか
もし もう少し何かがわかっていたなら

だからその見えないものを知りたい
操れるようになりたい
理屈や論理ではっきりさせて
そんなことは知っていると 制御したい

人が霊的に優れた存在になりたいがために
あれこれ体験しようとしたり
超人になりたがったり
特別なものと繋がっていたいと思うのは
不思議というものを自分のものにして
良くも悪くも 不思議な力に翻弄されない自分に
なりたいからなのかもしれない

でも 人は自然の産物
どんなに人工的にいろんなものを創り出して
自然を制しているような顔しても
自然から創られたもの 
自然 森羅万象からすれば 弱い 小さな存在
受け入れたいのはそこ だからそれでいいのに

実際に それができるかどうかは別にして
特別なものと繋がろうとする時間
こんなことを考えている時は
間違いなく 日常からは離れている時間

少なくとも 日常に埋もれているよりは
その不思議な力に近づこうとして
どんな形であれ
たとえ不思議に触れられていなくても
それは 特別な時間

日常から離れるとは
すなわち非日常にひたること
非日常にひたる時間は
普段とは違う所に 触れている時間

私のしごとのひとつめは この時間を用意すること

自分のそこに触れると
新しい力が 自身の内側から湧いてくる
それは思っていたものとは違うかもしれないけれど
それはそれで不思議な力
そしてそれがあなたの不思議な力

それに気づけばそれは日常
当たり前に不思議と共に暮らす日々になる

そして 元々 そこを感じられる人たちは
よりのびやかに ごく当たり前に
そこと付き合っていってほしい

より敏感な人は 自然に近い人かもしれない
もしかしたら 大昔の人は当たり前に持っていたセンス
でも 時と共に どんどんうすれていったセンス
皆が持っていたのに 失った
それは 使っていないと落ちる 筋肉みたいなものだから

一般社会と呼ばれる枠組みの中で
特に 子どもの頃に そのセンスを否定されて
生きにくいなと思う人たち

そんな人たちに 思い込みはやめようね
そこでのNoは 別の世界ではYesだったりするし
その世界だけが全てじゃない
そのままで生きやすくすればいいんだよ と言いたいから
これが この仕事をつづけているもう一つの理由

なぜなら私は そんなセンスや 他との違いを
のびのびと 当たり前のこととして育ったから

嬉しい不思議 ありがたい不思議に
たくさん出会って 包まれて

そしてこれは不思議に限らずのことだけど
理解されていないと思うからと
過剰にアピールをしたり
特別感を醸しだすことなく
ただ普通のこととして
何より 自分がもつそのセンスに
感謝をしてほしい

そうしていると それこそ不思議と
それが当たり前の中で 暮らせるようになる

不思議が身近な人も 
ちょっと遠いけど それを信頼できる人も
全く不思議なことはない と思う人も 
いろいろいるだろうけれど
そもそも 自分がここにいること自体が不思議
だから 上手につきあっていきたい不思議

そしてその人生の旅に おつきあいしたい

(了)


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