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#085 新月満月がどこで起きるかを知る方法+noteだけ記載節変わりについて

配信日は8月9日でした

それに先立ち8月8日は獅子座16度で新月となっていました。

そこで、ご存じの方にとっては当たり前のお話ですが、
改めて、今回の新月や満月はどこで起きているのか
ということを簡単に知る方法のお話。

そして音声配信には載せなかった
それ以外の節気の考え方についてです。


新月と満月時の太陽の関係

まず新月は太陽と同じ所、重なっておきます。
例えば今が獅子座なら当然獅子座でおきます。
月齢カレンダーなどがあれば
満ち欠けはわかりますから
その日は何座なのかを考えればわかります。

そして満月は太陽の180度正面にでおきますから、
例えばもし今日まだ太陽が獅子座にいる日であれば
お向かいの星座、満月は水瓶座でおきます。
ホロスコープが浮かぶ人はすぐわかるでしょうし、
数えるなら6つ先、獅子座の次、
乙女座、天秤座、蠍座、射手座、山羊座、
で水瓶座となります。

星座の変わり目を簡単に知る

ただ、今何座なのか、ということについて
もしだいたいわかる人でも
その年によって少し変わっていく星座の変わり目が
いつか、ということは解りにくいものです。

また、例えば、獅子座は8月の星座であり、
7月末から始まるのは知っているという人でも、
だけど、いつからかなんて
あまり覚えてもいないでしょう。

そんな時には二十四節気が役に立ちます。
と言うようなお話をしています。

音声配信はこちらです。

二十四節気と同じ12星座の変わり目

当たり前ですが黄道を計算するので仕組みは同じです。
二十四節気の半分、12が星座の始まりにあたっています。

春から言えば 

春分(しゅんぶん)=牡羊座のはじまり
穀雨(こくう)=牡牛座
小満(しょうまん)=双子座
夏至(げし)=蟹座
大暑(たいしょ)=獅子座
処暑(しょしょ)=乙女座
秋分(しゅうぶん)=天秤座
霜降(そうこう)=蠍座
小雪(しょうせつ)=射手座
冬至(とうじ)=山羊座
大寒(だいかん)=水瓶座
雨水(うすい)=魚座

となります。

最近では良く天気予報や季節の話題として上りやすいので
何座がいつからかを調べようとするより
日本では情報が入りやすいかと思います。

更にその月が何度あたりにあるのかを簡単に計算

そしてもう少し踏み込むなら、その月が
何座の何度あたりにいるか、を見つける方法があります。

ひと星座は、ざっというとひと30度
そして、だいたい1日1度進む計算となると
お話したことがあります。

ですから例えば
昨日の新月は8月8日でした。

太陽が獅子座にはいる大暑
先月7月22日だったので
そこから何日進んだかな、と考えます。

7月は31日までなので31=22=9日
それに8日をプラスして17とでます。

22日からはじまっているので、
だいたい16から17度へ向かう途中だったのだろうと、
天文暦をみなくても解ります。

そして次の満月は8月22日なのですが
これはどこで起こるかなと考えてみます。

そろそろ乙女座が近づいたころです。
そこで節気を調べます。

今年は8月23日朝6:35が処暑ですから
ここからが乙女座です。

ということは、22日は前日なので
ぎりぎり獅子座の正面での満月であると解ります。
獅子座の正面は水瓶座ですから
7月につづいて2度目の水瓶座での満月になります。

そして翌日からは、もう乙女座の日におきますから、
この満月は、ぎりぎり水瓶座最後の度数
水瓶座29度で起きると言うことがわかります。

どう活用するか


もし自分のホロスコープを持っている人、
知っている人、或は、今は簡単にネットで出せますから
そんな手段でハウス区分までわかる人は、
何座の何度辺りでの新月かとか満月
だということが解ると、
「自分の何にフォーカスしたらいいみたいだな」という
テーマを考えたり、それを楽しんだりもできます。

天文暦がなくても自分で遊べる方法です。

音声未収録〜残りの節気のおはなし

ここからは音声配信ではお話していない内容です。

これもご存じの方が多いお話でしょうが、
今度は九星気学や四柱推命、風水などで
よく使われる方の節がわり。
実はこれを覚えてしまうと
二十四節気全部クリアですというお話です。

二十四節気といわれて
すぐ思い浮かぶのは何でしょうか。

春分、夏至、秋分、冬至
まずは全体を4分割していますから
これから浮かぶ人もいらしゃるかもしれませんが

一番の有名所は、立春かなとも思ったり。
豆まきの節分の翌日です。

ただ例えば、先日8月7日が立秋、立つ秋でしたが
他にも立夏、立冬とあります。
そしてこの前日も実は節分といいます。
季節の変わり目、境目として意識される日だったのかもしれません。

西洋占星術の変わり目と一致する節気の変わり目は
月の後の方に現れますが、
こちらは月の頭の方にある変わり目です。

風水などでの変わりめ

先にあげた四柱推命や気学、九星学などでの
二黒土星とか三碧木星とか、9つに分かれている占術ですが
これで見る時は、ここがひと月の変わり目になります。
運気や流れが変わりましたよということになります。

風水でも祐気とりといってよい方角に出かける場合は、
この切り替わりから吉凶方位が変わります。
例えば、8月は南いい方角ですよと言われても
8月1日からではなく、8月7日以降の話ですとなります。

このよい方位と言うのに関しては
無理やりにあわせるのはどうかと思いますが、
この四柱推命や風水の考え方は
比較的解りやすくていいなと個人的には思います。

しかし例えば
「あなたは八白土星の生まれです」といわれても
それこそ同級生みんな同じですから、
せめて生まれ月が何なのか、
年と月の両方の良い方位、
重なっている方角を選ぶことをお勧めします。

プロに診てもらえばそのほかのマイナス作用も含めて
全部考慮しているはずですが
自分で見る時は、せめてそこまではやってみてましょう。
また、ちょっとかじった方の意見の場合も
どこで観たのかは確認をしてみた方がよいと思います。

そしてその月のはじめの方にある節気を
順にあげるとすると、はやり2月の立春から言いたくなります。

西洋占星術の時は春分点である3月末
牡羊座が始まりから言いたくなり、
この辺も暮らしとの関わり方で面白い所だと思います。

月初めの節気

2月 立春
3月 啓蟄(けいちつ)虫などが暖かさに誘われて地上へ這い出してく
4月 清明(せいめい)すべてが明るく清らか、すがすがしく感じられる
5月 立夏(りっか)夏のはじまりです
6月 芒種(ぼうしゅ)麦を収穫し、田植えを始める時期です
7月 小暑(しょうしょ)暑中となり、暑中見舞いを出すころです
8月 立秋(りっしゅう)秋になりますよ
9月 白露(はくろ)大気が冷えはじめ、朝など草木に露が宿ることも
10月 寒露(かんろ)秋が深まり野草に露がむすばれます
11月 立冬(りっとう)暦の上では冬ですね
12月 大雪(たいせつ)雪がたくさんふるかもしれませんね
1月 小寒(しょうかん)「寒の入り」寒さが一段と厳しくなる頃ですよ

こちらの方がなんだかなじみがあるのは
ひと月がここから始まるという長い習慣が
どこか根付いているからかなと思います。

そしてなんだかこんな暦や
新月に合わせたはじまりなど
季節や自然に合わせた生活をちょっと取り入れると気持ちがよいのは
森羅万象のリズムに寄り添おうとしているからなかと
想ったりします。

ちょうど過去の記事の整理のようなことをしおりまして
こんなのあったなというのを
もう一度自分でも確認するためにも
あげてみました。暦のお話でした。

おつきあいいただきありがとうございました


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