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悩みの本質とは・・・

はじめに

人は生きていれば色んなことに悩みます。
悩み・迷い・不安・恐れというものから逃げることは出来ません。
仏教の始祖である釈迦も約2500年前に「生きることは辛い」と認めています。
ただ、逃げることは出来ませんが、向き合うことは出来ます。
今この瞬間、どこでも、誰でも、何に対しても、出来ます。
そのためにはまず、悩みの本質を見抜くことが必要です。
つまり、悩みを”言語化”することです。
簡単に結論を先に書いておきます。

悩みの本質は考えがまとまらなくてもやもやした状態が続いてるだけ。

細かく整理して考えれば悩みの本質が見えて具体的な課題が何か分かる。

具体的なゴールが分かればあとはそれに向かって最善の行動を取るだけ。

悩んだら紙に書く。
そうすることで「悩みの解像度」を上げる。
それだけで大抵の悩みはスッキリします✨
Youtubeで低解像度の動画を見ると、もやもやした気持ちになりますよね?
それと本質的には同じようなものです(笑)

悩みの本質とは

悩みの本質とはずばり、「もやもや」です。
精神的にもやもやとして、そもそも何に対して辛いのか分からない状態です。
・あの人の気持ちが分からなくてもやもや(悩み)
・進むべき進路が分からなくてもやもや(迷い)
・上手く出来るか分からなくてもやもや(不安)
・失敗したら全てを失うかもしれないというもやもや(恐れ)
全ての本質は「もやもや」とした状態にあります。
つまり自分が感じている、負の感情を巻き起こす対象物の実像がはっきり見えておらず、掴みどころが無い状態に対して、悩み・迷い・不安・恐れを抱いていると言えます。
ここまで分かればその解決策は簡単です。
悩みのカタチをはっきりさせるステップに進みましょう。

悩みの正体は「もやもや」

私は物事の本質について考えるときに、徹底的に言語化します。
つまり、”見える化(可視化)”する作業を大事にしています。
悩みの正体である「もやもや」を解消するためには言語化が大事です。
なぜなら、「もやもや」とは正しく見えていない状態だからです。
それを正しく見える化(言語化)することが出来れば、悩みそのものが無くなります。
悩みが消えると何に変わるでしょうか?
それは”課題”です。

悩みを課題へと昇華させる

もやもやしていた悩みを正しく可視化(言語化)することが出来ると、それが自分にとっての課題だということが分かります。
悩みを課題として捉えると、自分との距離感が見えてきます。
言い換えると、ゴール(課題)とスタート(自分の現在地)が把握出来るということです。
ゴールとスタートが分かっていれば、後はどういうルート(手段)で行くか考えることが出来ます。
目的はたった一つ、手段はいくらでもあります。
逆に、たった一つの手段に執着しないように気を付けないといけません。
課題と手段が決まれば、あとは一歩一歩ゴールに向かって歩んでいくだけです。
途中で間違ったルートだと気付いたら、道を変えれば良いのです。
この真理が分かっていれば、悩みを課題へと昇華させることが出来ます。
ここまで理解出来たら、次のステップに移ります。
言語化や可視化する手段はいくらでもあります。

悩みを”見える”ようにするために

あなたは悩んだときにどうしていますか?
・ひとり抱え込む
・紙に書く
・人に話す
・人や物に当たる
・運動する
・音楽を聴く、歌う
・アートを創る
などなど、人は悩むといろんな行動に出ます。
それは悩みに向き合った行動でしょうか。
それとも悩みから逃げるための行動でしょうか。
悩みを課題へと昇華させるためには徹底的に向き合う必要があります。
向き合った上で言語化します。
繰り返しになりますが、それは”見える化”するということです。
そのための手段として1番手っ取り早いのは「書く」ことです。
マインドマップ」という手法を使って、その悩みについて思ったことをなんでも書いてみます。
そうすることで簡単に言語化して、見える化することが出来ます。
するともやもやが段々と晴れてくるような感覚になってきます。
マインドマップを進めるときのポイントは以下の通りです。

自分を客観的に見る。
あらゆる角度から見る。
自分の現在地が見える。
悩みの要素が見えてくる。
悩みの原因が見える。
解決策が見える。
解決策を実行するための具体的な課題が見える。
課題解決のための手段が見える。
手段をたくさん用意する。

あとは実行あるのみです。
机上の空論のままにしていては、悩みに真に向き合っているとは言えません。
目標と手段を普段の生活の中で目につくような形にして、常に意識し続ける必要があります。
自分を信じて、一歩一歩前に進んでいきましょう。

自分の頭で考えて
自分の魂に従って行動して
その責任を自分で取る


それが出来ていれば自分を信じることが出来ます。
自分を信じることが出来れば、他人を信じることも出来ます。

他人に話すことで悩みを言語化する

書く以外にも言語化する方法はあります。
他人に話すという方法です。
話すことで、自問自答しているだけでは見えてこなかった、客観的な視点などに気づくことが出来ます。
言語化する上でこの客観的な視点というのはとても大事です。
というより、あらゆる角度・距離から見つめてみないことには本質には辿り着けません。
その中の1つの視点として、他人に話すことで得られる客観的な視点が重要です。
人はどうしても自分という生き物に執着してしまいます。
つまり、”自分視点”に偏ってしまいます。
他人からアドヴァイスを貰っても、聞き入れたく無かったりするのは自分視点に固執しているからでしょう。
...
話が少し逸れますが、GPSがどのように正しい”位置情報”を導き出しているかご存知でしょうか?
GPS情報を得るには4つの衛星からの信号が必要になります。
3次元の位置情報を正しく得るには、X軸・Y軸・Z軸それに時間の補正という4つの要素が必要になります。
その4つの要素をそれぞれ4つの衛星から受け取るというシステムです。
言い換えると、
4つの視点があることで初めて、正しい位置情報を獲得できると言えます。
その1つでも欠けたら正しく無い情報になってしまいます。

なにが言いたいか分かったでしょうか。
たった1つの”自分視点”だけでは”正しく状況判断出来ない”ということが言えます。
逆に、あらゆる視点から見ることで、地球規模で見た正しい本質に辿り着くことが出来ます。
つまりマクロ(巨視)に見ることで、悩みをメタ認知することが出来ます。
まとめると、大事なのはあらゆる視点を獲得することだと言えます。
そのためにも、他人に話すということは有用です。

相談する相手がいないならば

現代はとても複雑です。
人それぞれの悩みも複雑でしょう。
人間関係も複雑です。
逃げ出したくなることもたくさんあると思います。
自分の周りに相談できる相手が居なければ、私に話してみて下さい。
悩みを解決することは出来ないかもしれませんが、話を聴くことは出来ます。
話すだけで楽になることもたくさんあります。
どうか、1人で抱え込まないようにして下さい。
話してみると、案外悩みでも何でも無かった、ってこともあったりします。
世界は広いです。
自分が思っている以上に、広いです。
1人だけの狭い世界に閉じこもらないで、少しで良いので扉を開いてみて下さい。
私の扉はいつでも開けてあります。
TwitterのDMで、どうぞ。

まとめ

・悩みの正体はもやもや
・もやもやを晴らすために言語化・可視化する必要がある
・もやもやが晴れると課題に変わる
・課題は1つ、手段はいくらでもある
・言語化するために書く・話す
・言語化するためにはあらゆる視点で見る必要がある
・話す相手が居なければDMでどうぞ♪

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