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子育てと仕事 case1

子育と仕事の兼ね合いをつけて、仕事をしている女性はたくさんいます。そんな方達へのアンケートを元に 書いてみたいと思います。


最初に登場するその方は
「助産師」
の方です。

彼女との出会いは、生後数ヶ月の末っ子をも含む4児を連れて、香港に渡航した直後でした。ストレスと慣れない生活から 乳腺炎になってしまったのです。

日本では、すぐに駆け込むことができましたが、とにかく香港に来たばかりで右も左もわからない。途方に暮れながら、上の子達を学校へ送るためにバスストップに行った時のこと。

まだ送迎に来ているママたちは少なくて、ふと一人で立っているママを見つけて、思い切って聞いてみました。事情を話すと

「助産師やっていた人がいるから紹介しますよ」
と。

ですので、彼女とは、出会ったその日から、文字通りの“裸の付き合い”でした。だってとりあえずマッサージしてもらうわけですから(笑)

マッサージだけでなく母性溢れる彼女の優しさに、緊張とストレスで凝り固まっていた心と体を 解きほぐしてもらったのを 今でも強く覚えています。渡航したばかりで、右も左も分からない異国の地で私の眼の前に突然現れた彼女、あの時は、まさに“女神到来”そんな感じでした。

そこからのお付き合いなので、お互い今は住む土地は違っても連絡を取り合っています。

この新型肺炎のカオスの中、病院勤務で、妊婦さんやママさんたちをしっかりとサポートされています。やはり女神ですね。しかし、病院経営は悪化して、色々とカットされているようで、国から医療機関へのもっと支援をして欲しいと思います。

では、アンケートの結果です。

*今のお仕事は?
→助産師です。産婦人科外来と保健センターで週3日〜4日パート勤務をしています。

*お子さんの年齢、家族構成など教えてください。
→四人家族です。主人は単身赴任中です。(海外です)
 21歳の長男(大学生で一人暮らし) 18歳の長女(同居)

*今の1日のスケジュールを教えてください。
5:30 起床   朝食準備 弁当作り
洗濯など
7:30   長女学校へ
7:40   仕事へ  通勤約1時間
9:00    仕事開始
12:00〜14:00  この間で30分食事休憩
16:00〜17:00:仕事終了、15:30までの契約だが、ほぼ延長
18:00〜18:30    帰宅
18:45〜食事作り、洗濯物片付けなど家事
19:30〜20:00  夕食
21:00〜入浴など
23:30 〜0:30   就寝

*お子さんを産む前は何をしていましたか?
→病院助産師4年、そのあとは企業保健師を3年していました。
 結婚で退職後は専業主婦です。
 香港駐在帯同後、子供の受験などと兼ね合いを見ながら今の仕事を始め
 仕事量は調整して来ました。

*お子さんが産まれてから、何が変わりましたか?
→結婚前と子育てをしながらの仕事で一番変わったと感じることは、集中力と時間の使い方です。
なるべく定時に上がるために常に工夫できることはないか常に考えています。
あとは、帰宅後子供の世話をして忙しくしていると仕事の事を忘れられるのは良い点かもしれません

*子育てをしながら、仕事する、あるいは、仕事のための準備をする中て、工夫したこと
はなんですか?
→長男中学入学とともに再就職しました。
子供の成長に合わせて、時間、日数を増やしていきました。
スマホを存分に活用 しています。
例えば、仕事のこと、家族のこと、なんでも思いついた時にメモ、必要なものを写メるなど
また、電車移動時間に自分と家族のスケジュール管理、メールの送信、各種申し込み(受験時のオープンキャンパス、自分の研修など)、食材のネット注文などなど、さまざまな情報の整理をして来ました。

*大変なことは何でしたか?
→子供が病気で休みを取らなければならない時。
人手不足の職場に状況を伝えることにとても気を使いました。

* 一番大事にしていることはなんですか?
→仕事でストレスを感じたら気持ちを切り替えること!
なるべく仕事から離れていろいろな価値観に触れるように心がけています。
本を読むこと、映画、旅行、仕事とは関係のない友人との食事など、
あとは家族との時間を意識して持つことです。
*今後のプランはありますか?また、おこさんの手が離れたときのプランはありますか?
→今までの病院の助産師として培ったノウハウを活かして、地域の中で子育て支援をしていきたいです。

* 子育て真っ最中のママに一言!
→焦らないこと!
今は自由じゃないと感じるかもしれないけど、子供は成長するので状況は変わります!
子供との時間を楽しんで。その時々のあなたらしさを見つけて。
自分が「私これ好きだわ!これは面白い!あんなところに行ってみたい!こんなおしゃれをしてみたい!」
などなどちょっとでも感じたら行動してみてください。
活動が制限されがちのように感じるかもしれませんが、なるべく、少しでも時間ができたら外に出て、人と話
したり、映画や文化的なものに触れて感動することを忘れないようにしてください。

* あなたの座右の銘は?
焦らず、無理せず、頑張りすぎず


どうでしたか?
素敵ですよね!
彼女なりの工夫がたくさん!

私も長年お付き合いしている彼女ですが、改めて共感しています。


彼女はまさに今、医療従事者として、緊張した中で勤務をしています。
本当に頭が下がります。


こんな感じで、素敵な方たちを紹介して行きたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

Have a nice day♬

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