見出し画像

総合型入試・学校推薦型入試と就活の共通点

今年からAO入試は”総合型入試”と名前を変えました。公募推薦と言われていたものが”学校型推薦入試”と言われるようになっている感じですね。大学によってその中身も呼び方も様々です。ほぼ共通しているのは”面接”があり”志望理由書”を書くことでしょう。

これって、そう、就活にも必須の要素ですね。

今まで上の子たちの就活を見てきて、そして次女の現在まさに進行中の大学入試を見て、その本質ー一番要の部分ーが共通していることに改めて気づきます。一般入試に比べると、楽、と思われがちな総合型や学校推薦型ですが、果たしてそうでしょうか?決してそうとは言えないと思います。

1.準備期間が非常に長いということ。

評定が加点されるところも多いので、一年の時からコツコツと定期テストで良い成績を残すことが必要。一般入試は、評定が悪くても、筆記試験で良い点数を取れたらいいのですが、それもその一発で決まってしまう、と考えると一長一短ですよね。

2.多様性に富んだ学生が欲しいということから、様々な経験をしている人が求められるので、学校生活以外で、ボランティアに参加するとか、何かコンクールなどにチャレンジするとか、スポーツだと全国大会で結果を残すとか、人とは違うことをアピールできると プラスになります。ですので、このような課外活動も意識して取り組むことが必要。

3.志望理由書をもとに面接になりますし、これが採点対象になる場合もあるので、とにかく志望理由書に力を注ぐ。

→(1)自己分析を徹底的にする=ここ就活と全く同じ

    (2)大学のアドミッションポリシーや他の大学にはない特徴を調べる=就活

 志望理由書は、高校の先生に添削してもらいますが、何度提出し直したのでしょうか?というぐらい、相当の時間をかけていました。でも、ここで徹底的に掘り下げて、調べて、やっておくと、これが面接に生きてきます。

4.面接対策

志望理由書の段階で、とことん自分に向き合ううちに、志望動機は語れるようになりますし、大学のことを調べているので、その大学に合わせた答えが できるようになります。ただ、これは頭でわかっているのと、実際に、相手がある中で喋ってみるのとでは大違いなので、 これはやはり何度も、しかも相手を変えて練習することが必要です。大学の面接の場合は、就活のように、奇問や圧迫面接は少ないと思われるので、これは、高校の先生に”聞かれた質問の主旨に沿ったことを 答える”という練習をしていけば良いと思います。

そうは言っても、いくら練習していても、当日は緊張します。思わぬ質問を振られることもあるでしょう。そこはもう、「肝が座っているかどうか」ということになってくるかもしれませんが、思わぬ質問は、その内容がいいに越したことはないですが、答えに窮した際の反応などを見る、という目的もあると思うので、黙り込まずに一生懸命自分なりにその場で考えついたことを 伝えることだと思います。

大学入試で このタイプの入試を経験したら、就活に役立つだろうな、と思いつつ見守っています。

”自分に向き合う”って、きついことです、がとても大事なこと。日常の忙しさに、つい、そういう”重いこと”は避けてしまいがちですが、方向性が定まらないときは 時間をとって 自分に対峙して見ることですよね。”答えはすでに自分の中にある”

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

今週も素敵な一週間にして行きましょう♬

  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?