星野正樹

企業研修講師を25年しております。いま、ここでは、現代社会の中で生き抜く管理職の方々に…

星野正樹

企業研修講師を25年しております。いま、ここでは、現代社会の中で生き抜く管理職の方々に向けた応援歌として情報を提供していきたいと思います。

最近の記事

テレワークをうまくいかせる

前回に引き続き、テレワークに関する考察を述べていきたいと思います。 いま、コンサルタントの方々が口をそろえて言っていることに「テレワーク」は「本人の実力が出てくる」、「やる人とやらない人の差が明確に出てくる」といったことです。つまり、良い意味で普段は管理職の方々や周囲のメンバーに見られていることから、みな真面目に仕事していますが、テレワークになるとサボる人はサボるといったことですね。仕事をサボるのは良くないのですが、もっと重要なことは、普段であればちょっとやり方を聞くとか、

    • テレワークは信頼関係が最重要

      新型コロナの影響で社員のテレワークが一気に進んでいますね。このテレワークを推進する際、上司として最も心配するのが ・上司の自分がそばにいなくて本当に部下がサボったりしないか? ・部下が勝手な判断をしてしまい、仕事をダメにしてしまわないか? ・コミュニケーションが希薄になり、自分の思いが伝わらなくなるんじゃないか? ということだと思います。 このことを解消するために、ブイキューブ営業本部の八幡和憲さんは、朝会を提唱しています。詳しくはhttps://www.nice2me

      • 新入社員の育て方

        もう一つのnoteに書いてしまった記事を再掲します。さて、先日、竹村亞希子先生著の「超訳易経 陽 乾為天」をもとに新入社員は龍の成長物語の最初の段階である「潜龍」であると書きました。繰り返しになりますが、易経では「龍」ははじめから力を発揮するわけでなく、「潜龍」から「見龍」、「乾惕(けんてき)」「躍龍」「飛龍」そして「亢龍」という6段階のプロセスを経て優れたリーダーに成長すると書かれています。この「潜龍」は志を打ち立てる段階です。新入社員として入社し、その会社の中でどのように

        • 新入社員が入ってきます

          新型コロナで大変な時期ですが、それでも会社には新入社員が入社してきます。(ただし、新入社員研修はコロナ自粛で吹っ飛んでいますけど・・・) さて、いま「超訳易経 陽 乾為天」竹村亞希子著を読んでいます。この乾為天とはざっくり言うと「龍」が成長していく物語です。「龍」は現代風に言えばリーダーのことで、そこに付き従う「雲」は、リーダーに従って働く人々、いわゆるフォロワーを表しているそうです。 この「龍」の物語の始まりは「潜龍」というものから始まります。乾為天では、「龍」ははじめ

        テレワークをうまくいかせる

          理念や使命を具体化してください

          「経営者を育てるアドラーの教え」という岩井俊憲氏の本が最近致知出版社より上梓されました。この本に書かれていることは非常に共感できることが多いので、これからも度々ご紹介したいと思います。 さて、この本の中に「連結ピンの集団組織」というアメリカの組織学者レンシス・リッカードが唱えた古い経営理論のことが出ていました。これは、社長がトップにおり、そのつながりとして部長がおり、その下に部長が束ねている課長がつながっているというもので、会社というものは上から下まで連結ピンでつながってい

          理念や使命を具体化してください

          会社の魅力・仕事の魅力を語れますか?

          本日、社員研修中です。 この研修、ある大手企業の製品の販売やアフターサービスを行う 中小企業の方々のマネジャー(部長や工場長、室長といった方々) の力量を高めようということで企画されました。 3日間で様々なことをお伝えしているのですが、 そこで気が付いたことを今日は書きたいと思います。 それは、 会社の魅力や仕事の魅力を明確に語れないということ。 研修に参加している皆さんは、基本的に意欲もあるし、意識も高い方ばかりです。 管理者として、現実的な問題を抱え、そ

          会社の魅力・仕事の魅力を語れますか?