超難関！回避型との復縁
湘南に暮らす心理カウンセラー
渡辺サヤです
私のカウンセリングをお申込み頂くお客様のご相談で、最近多いと感じる「回避型との付き合い方について」。
その中でも今回は「復縁」について書かせていただきます。
私は以前、復縁して結婚した経験があり、その他に、回避型の別の方とはLINEブロックから復縁して、友人関係に戻ったことがあります。
そもそも回避型って？
回避型とは、傷つくことや失敗を極端に恐れるあまり、逃げてしまう傾向がある方のことを言います。
自己肯定感が低くて人や物事に対して向き合えず、逃げてしまうので、自己肯定感が低い状態からなかなか抜け出すことが出来ない人のことを言います。
回避型となぜか縁があった私・・・
実はカウンセラーになって初めてわかったことですが、私が回避傾向が強い女子だったこともあったと思います。
だから超自立系じゃないとダメ。
そんな私が今回お話しするのは復縁の話です。
まず、回避型とのお付き合いは友人であってもパートナーであっても、別れて復縁を繰り返す傾向があります。
友人ならば、「最近音沙汰ないなあ」でいいですけど、パートナーだったら辛い別れを何度も繰り返すことになりますからしんどいですよね。
一回目の別れは「超つらい！！」ですが、二回目以降の別れは「またか・・・」で済まされればいいような気がします。
しかし、結婚とか将来の話になってくると、だんだんこちら側が「こいつとの結婚はないな」って思うようになってきますよね。
「私もこんな歳だし、そろそろ本気で自分の人生考えないと。こんな奴とグダグダやっている時間はない！」
そんな思いから回避型と距離をとり、卒業していくケースも多いです。
一方、回避型からみると「やっぱりこの人も自分を最後まで愛し続けてくれなかった。そんなの当たり前だよな。だって自分はこんなだし。女の人は現実的だから。」そんな言葉で自分を納得させたり落ち着かせることもあるかと思います。
だから、逆に不倫関係で相手が回避型のご相談が多いのも事実。
特にW不倫のご相談で、相手が回避型だった場合には、どうしても別れ時を見失ってしまったために関係が長く続くことがあるようです。
＊＊＊
回避型に距離を置かれて苦しい思いをしている人もいると思うのですが、縁を切るのではなく、まだ相手と繋がっていたいと感じる方は
「適切な程よい距離感を保ちつつ、他に女がいる可能性もある彼を、そのまま丸ごと理解してあげる」必要があります。
それにはまず、回避型の彼の苦しみを理解してあげる必要があります。
過去の参考記事↓↓↓
「本当の自分（情けなくて自信がない自分）を愛して欲しい」と叫び続ける一方で、「こんな自分が愛されるはずがない」と自分を信じることが出来ない人たちです。
自分が嫌い、だから仕事や他のことで頑張ってきた。努力をみとめて欲しいし愛して欲しいけど、自信を持ってこんな自分が誰かを愛することが出来ない。
そんな葛藤で何年も、人によっては何十年ももがき苦しむわけです。
お付き合いしているときは回避型に振り回されれば冷静じゃいられませんよね。
別れ際が酷いものだったら、しばらくは悲しみや怒りや憎しみでいっぱいで、優しくなんて出来ません。
別れるときだって、多くの場合が回避しちゃう（逃げちゃう）しね。
それでも、別れてから時間が経てば、「ちょっとどうでもいいかなあ」って思えてくるわけですｗ
なんだか、遠くにいる親戚のことを元気にしてるかなあ、くらいの気持ちまで落ち着いたら、こちらも相手に連絡してから、そんなに傷つくこともなさそうですよね。
そんなときに「元気にしてるの？」と気にかけてあげることが出来ると、その次の展開が見えてくることもあります。
結婚したいと４年ぶりに帰ってきた人（夫）もいましたが、相手の人生の転機となるような苦しい時に連絡があり、遠くから励ます友人になったこともあります。
共通点としては「もう私にそんなに情熱がない」ってこと。
そんなに追いかけたくならないし、暇だったら気にかけてあげるかなあ。くらいがちょうどいいんですよ。
だって、また感情をぶつけたりしたら、回避型をビビらせることになりますからね。
回避型との関係を作っていくには「恋」じゃなく「愛」じゃないと難しいと感じます。
だから、回避型からみても、本当に自分のこと思ってくれているかわかりづらいものです。
本当の愛や愛着を育まれることなく、大人になってきた人たちなので、本当の愛に触れても理解することが出来ないかもしれません。
なんだか居心地がいいなあ。くらいにしか感じないことも多いです。
居心地の良さを感じると、回避型は依存心が出てきやすいので、ネガティブな話ばかり聞かされることもあるかもしれませんね。
それでも手を差し伸べようとするあなたって、よっぽど大きな愛を持っている人だと思うんですよね。
しかし、最初からそれを狙って行動していたら、勘が鋭い回避型には見透かされます。
だから、大きな愛で接するけれど、自分の気持ちや意思表示もある程度することです。
愛って甘やかすことではないです。
愛って信じること、そして、時には厳しさがつきものです。
回避型のペースに巻き込まれずに、我が道を行く女がやっぱり強いです。
そのくらい、パワーがある女性をどこかで求めているような気もします。
だって、自分一人でどうやったら幸せになるかわからない人たちなんだから・・・
回避型との出会いをきっかけに、自分をバージョンアップさせるっていう方法も悪くないと思いますよ。
私の話ですが、戻ってきてもこなくても、自分は幸せになるって自分を強く信じ始めたときに、現実に変化が出てくることが多かったですね。
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