最低な人だったのに執着してしまう理由に「騙された自分を認めたくない」
湘南に暮らす心理カウンセラー
渡辺サヤです
やっと涼しくなってきましたね。
毎年この時期になるとノースリーブがボロボロになっていて、でももうお店は既に秋物しか売ってないし、毎朝、「仕方がない。これにするか」って感じでお洋服を選んでいました。
服は沢山所有するのが好きではないので、1枚捨てたら買うようにしていますが、ここ数年は捨ててる(もしくはメルカリで売っている)ペースのが早いので、クローゼットがすっきりしてきました。
持ち物が少ないと、非常に気持ちがいいものですよね。
物は波動が重いので、不要な物は季節の変わり目にどんどん処分しましょう。
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元カレの別れ際の態度を見て「こんな最低な人だったなんて」と思ったことがある人もいるはず。
残念ながら、世の中全員が誠実で心優しい男性ではありません。
あと、男性も"そういう時期"ってありますからね💦(耳が痛い男性陣も多いのでは?)
ある日突然音信不通にしたり、自分のせいではないと、別れの原因を全て相手のせいにしたり、借りた物やお金も返さなかったり、とまあ、色々ありますね。
失恋は、別れの際にあまりに理不尽な思いをさせられると、納得のいかなさがその後の執着になりやすいです。
そして、こんな思いをさせられているにもかかわらず、執着している自分を責めてしまって、ただでさえ、失恋で傷ついている自分を追い込んでしまうことになります。
こういったケースの執着を手放すには一体どうすればいいのか。
ヒントをご紹介します。
①「私のことを大切にしてくれなかった」→「他の人も大切にしていない」に捉えなおす
酷い振られ方をすると、「私だから大切にされなかった」と自己肯定感が低い人ほど考えます。
しかし、これは間違い。
たった一人に対して酷い扱いが出来てしまう人、というのは、多くの場合、他のところでもやっています。それは、恋愛関係だけでなく、仕事の人間関係にも言えることです。
「世界中で私だけが、彼から大切にされなかった」と思ってしまいがちですが、ここでは感情的にならず、気持ちを落ち着かせて、思い違いを正していきましょう。
②自分が不誠実なクズと付き合ったことを認めたくない
「一生懸命に生きてきた」と自覚があったり、信念が強い人ほど、「自分が騙されたことを認めたくない」「私の人生にこんなみじめなことはあってはならない」と事実を受け止めたくないものです。
こういった気持ちがあると、「この状況を何とかしてよ!」と相手に詰め寄りたくなります。
しかし、そこで応じてくれるような相手なら、最初から酷い態度はとりませんので、その願いは聞き入れられないことも多く、余計に傷つけられることも。
相手は逃げるか戦うかのどちらかでしょう。
辛くとも、最初から思い返せば「相手に対するたしかな違和感」があったはずです。
人は見たいものしか見ないもの。
違和感を無視して付き合い続けてしまった自分を認めてからが、執着を手放すスタートになります。
文章で書くとあっという間なんですが、実際に手放していけるのは時間が必要です。執着するくらい好きな相手には、人生の中でそう何人も出会えるわけではありません。
本当に楽しかった時間、心から幸せだと感じた時間、そういった記憶に感情が揺さぶられるうちは、頭で理解していたとしても、「嘘であって欲しい」「これが過ちだと認めて欲しい」気持ちが押し寄せてくるものです。
恋しい気持ちと怒りや悲しみが交互に襲ってきて、非常に辛い思いもするでしょう。
素直な人ほど人を信じたいと思うので、"不誠実"を乗り越えるまでは大変な思いをしますが、素直である分、事実を受け止める力を持っていることを思い出しましょう。
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