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夫の奨学金返済が私たち夫婦にもたらせてくれたもの。

こんにちは!
湘南に暮らす心理カウンセラー 
ニュートラルに美しく生きたい女性のメンタルコーチ 
渡辺サヤです。

今日も海沿いを走ってきましたよー!

今朝、ふと目に入ったニュースに奨学金の話が・・・
最近、我が家は夫の奨学金の返済が完済しました!

心理学ネタとは若干ズレますが、お話ししていきます。

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夫には、結婚するときに大学の奨学金返済がありました。

まあ、高校生の頃から付き合っていたので、夫の実家の状況も知ってましたし、奨学金があることも知っていました。

「奨学金は俺の借金だから」

そう言うけれど、やっぱりどう考えても二人のものになるんですよね。
結婚すると、貯金も借金も夫婦二人のもの。
まあ、夫が亡くなっても私に返済義務はないと思いますが・・・

結婚当時は、ハッキリ言って嫌でした。

私の実家は、たまに孫(私の子供たち)にお小遣いくれたり、うちにお米を送ってくれていたりしたのに、主人の奨学金の返済をする。

なんだか我が家を通って、夫実家から私実家にお金が流れているような感覚になりました。

お正月やお盆に実家に帰省して、ごはんをご馳走になる度、罪悪感で胸が締め付けられるのと同時に、夫実家の無関心さに怒りを感じました。

私もそんなに人が出来ていないので、その都度、夫に噛みつき大喧嘩でした。

赤ちゃんだった娘の前で何度も大喧嘩。今は反省してます・・・

昔は今と違って高額な利子がついていましたから、私のお給料と合わせて一括繰り上げ返済してしまおうかと、何度も悩みました。

でも、なんとなくそのままにしておいたんです。

この奨学金のお陰で、夫はここまで仕事を頑張れるのかもしれない。

そう思うようになりました。

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睡眠時間をけずって必死で頑張る姿を、、

嫌な人だって居るだろうに、
「世の中にはいろんな人がいるから」
「人の能力にそんな大差なんてない。みんな求めるものは同じ。」

相手がどうあろうと、夫のブレない強さ・・・

傍で見てきた私は、あんなに憂鬱だった夫の奨学金の存在が、

「お守り」みたいな存在に変わっていきました。


***

実家の親のことを考えると、胸が痛みましたが、亡き父が以前
「奨学金ほど良いお金の使い道はない」そう言っていたのを思い出しました。

父はひょっとしたら夫と仲が良かったので、知っていたのかもしれません。

恥ずかしながら、31歳で結婚してから、私は初めてお金の大切さを知った気がします。

毎日の食事の献立作り、お惣菜を極力買わない、外食せずに自炊する。

白菜やキャベツの芯も、上手に料理して美味しく食べてきたし、エビの殻で美味しいスープを作って子供に食べさせてきました。

自分の服も、一着で一万、二万の服から、子育てしたり、仕事から帰って来て揚げ物したり炒め物をするのに必要ないからと、H&MやGAP、ZARAやユニクロの服ばかりになりました。

見栄を張って奇麗で居ようと頑張っていたときは、ショッピングが楽しくなかったことを思い出しました。

「あー。そういえば。私って楽な格好で外を走り回っているのが好きな女の子だったっけ。」

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振り返ってみると、堅実な習慣がついたことを考えると、奨学金は、私たち夫婦にとっての「お守り」の役目を見事果たてくれました。

そして、夫婦の絆を強めてくれた。

そして、なによりも、、

夫に、人としての強さ。社会人としての心構え。
色んな恩恵をもたらせてくれたのだと思います。

家のローンを完済するよりも、奨学金返済の方が、私にとって、感慨深いものがありました。

最後まで一人で完済した夫を尊敬します。

物事の受け止め方って、自分が変化することによって全く違ってくるものですね(^-^)


渡辺サヤ

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