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小麦と乳製品をやめたら体調がよくなった話-私のグルテンフリー・カゼインフリー生活


こんにちは!


久しぶりになってしまいましたが、

今回は私がずっとお話ししたかった

私のグルテンフリー(小麦フリー)・カゼインフリー(乳製品フリー)生活

について綴っていけたらと思います。


どうして?と思われる方もいるかもしれませんが、

  • なんとなくいつも体調がいまいち

  • 頭痛に悩まされている

  • いつも便秘…

  • 日頃から胃が重く感じたり、胃もたれ・胸焼けがする

  • 肌トラブルが絶えない

  • 貧血っぽくなる時がある

  • 眠かったり、頭がぼーっとしてしまう時がある

  • 花粉症に毎年悩まされている

などといった不調を抱えている方にも、

それらを打開するヒントになるかもしれない

と思っているからです。

最後には小麦・乳製品なし生活をする中で、

私がたどり着いたコツなども(こんなものも工夫次第で食べれるよ!といったことも)書いているので、

体調面で何かしら不調がある方は、
是非読んでみてくださいね。


それではいきますよー!


胃腸と肌トラブルに悩まされた幼少期〜高校時代

私は小さい頃から胃もたれや、なんとなく胃が重たい感覚と共に過ごしてきました。

朝ご飯を食べた後は、必ずと言ってよいほど胃がずーんと重くなり、

ひどいと立っているのも辛い、といったことが日常的にありました。


便秘も日常で、

顔にはいつも決まったエリア(目と目の間や眉毛のあたり、頬の中心部など)に
小さい吹き出物のようなものができていました。



小さい頃から高校生くらいまでは、

みんなこんな感じなのかなと思っていて、

今振り返れば結構辛い思いを毎日していたのにも関わらず、

大してそれを問題視せずに生活してました。(若いってすごい。)


いよいよ生活に支障が出始めた大学時代

アメリカの大学に進学し、
環境も食生活も変わり、

この頃から体調が一気に悪化していきました。

胃もたれがひどくて、ベッドから起き上がれず、
授業にいけなくなったり、

便秘と下痢を繰り返すようになったり、

顔には小さい吹き出物がたくさん出ていました。


友達と時間を過ごしたくても、
胃に石が入っているんじゃないかと思うほど、
お腹が重くて、

立っているのも、座っているのも辛かった時期がありました。


日本から持参した胃腸薬や便秘薬、ニキビの薬などに頼る毎日でしたが、
症状はあまりよくなることもなく、
途方にくれていました。


漢方の先生に勧められた胃腸のリセット

大学1年生が終わった夏休みに日本へ一時帰国し、

なんとかせねば!という思いで、

家の周りにある胃腸のクリニックをいくつも受診したものの、
整腸剤や胃の粘膜を保護する薬による対処療法で終わってしまい、

なかなか根本的な原因の解明や治療をすることができませんでした。

最後の最後に、地元の漢方の病院を受診したところ、

腸が荒れているから、
まず蓄積している異物を排除して、

漢方の観点で胃腸にあまりよくないとされている

小麦製品、揚げ物、辛いもの、生野菜、冷たいもの、カフェインの入っているもの、

などを、極力食べないように、と言われました。


それからはじまった漢方による腸の「お掃除」は大変なものでしたが(要するに毎日下剤を飲む治療)、

腸が綺麗になっていくと、

  • 徐々に肌も綺麗になり

  • 胃もたれの重さや頻度も減ってきて

  • 体のむくみも取れてきました(一夏で指輪のサイズがまるまるワンサイズダウンして、びっくりしました。笑)

これがきっかけで、腸に鍵があるのかも…?小麦製品…?といったヒントを得ることができました。


ある本との出会いで本当に人生が変わる

漢方によって、体調は改善したものの、
まだ胃もたれや肌荒れが完全になくなったわけではありませんでした。

そんな中、ふと見つけたのがこの本でした。

『2週間で体が変わるグルテンフリー(小麦抜き)健康法』溝口徹・著
画像:Amazonより


栄養学の観点から書かれている本で、

グルテン(小麦に含まれるたんぱく質)とカゼイン(乳製品に含まれるたんぱく質)は似たような構造をもっていて、

日本人の中には、それらを上手く腸で分解できない人がいて、

分解できなかったグルテンやカゼインが腸壁にこびりつき、

腸内を荒らしたり、他の栄養素の吸収を阻害することで、

全身に様々な不調を巻き起こす

ということが書いてありました。

このグルテンやカゼインの影響が出てくるのは、
それらを摂取してから1日〜3日後くらいで、

(私や母は最低でも2、3日かかりますが、叔母は翌日にはダメージがくるそうです)

この時差があるからこそ、
なかなかこれらが不調の原因になっていると気づかないんですよね。


最近は「腸活」ということもよく言われるようになってきましたが、

腸は本当に体の様々な機能が正常に動くように支えている器官で、

人間は腸からしか主に栄養素を吸収できないので、

腸が荒れて、体に必要な栄養素の吸収が阻害されることで、

身体的な影響が出るだけでなく、精神面でも影響があるということなんです。


腸壁にこびりついたグルテンやカゼインは完全に体の外に出るまで2週間かかると言われており、

私はこの本を読んでから、先生が勧めているように
2週間完全に小麦と乳製品を抜く生活をしてみたところ、

肌荒れがなくなり、
胃もたれすることもなくなり、
精神的にも落ち込む日が少なくなりました。

(もちろん、もともと胃腸が弱いのは変わらないので、ストレスが溜まったりすると打撃がくることもありますが、
原因がわかっているのと、わかっていないのでは、全然気持ちが違いますよね!)


2週間の間、

グルテンは特に中毒性もあると言われているので、

はじめは小麦製品や乳製品が無性に食べたくなることも多かったのですが

逆にしばらくの期間食べないでいると、
そこまで食べたいと思うことがなくなってきました。


小麦と乳製品を抜くだけで、こんなに体調がよくなるなんて!!

と当時感動したのを覚えています。

母は花粉症と片頭痛が改善

実は、2週間のお試しグルテン・カゼインフリー生活を行うにあたって、
私は花粉症に悩まされていた母も説得し、
一緒にやってもらいました。

花粉症やアトピーなどのアレルギー症状にも、グルテンやカゼインは大きく関与していそうなので)

はじめは小麦も乳製品も食べれないなんて…と落ち込んでいた母も、
(それでも一緒に頑張ってくれて感謝です)

しばらく経つと、

鼻炎の症状が消え、
片頭痛も嘘だったようになくなりました

母はどこに行くにも頭痛薬を持ち歩き、
毎日薬を飲んでいたほどの頭痛もちで、
ひどいと寝ているしかない、という体質だったのが、

驚くことに、グルテンとカゼインを取るのをやめたら悩まされることもなくなりました。

今は、たまにグルテンを食べてしまった数日後に頭痛がしたり、
寝不足が続いたりして頭痛が起きたりすることはあるようですが、

以前のように薬なしでは生活できないものとは全く違う生活になりました。


グルテンフリーを始めて2年以上たった最近も、
この冬は手荒れがひどくない、といった
皮膚トラブルの改善にもつながっているようで、

グルテンフリー・カゼインフリーの効果は半端ないぞ!
二人でよく話しています。

よく聞かれる「え、何食べてるの?」

こんな感じで2年ほど前にグルテン・カゼインフリー生活が始まったのですが、

小麦と乳製品が食べられないんです、というと
よく言われるのが

「食べれるものなくない?!」

ということです。

私もグルテンフリー・カゼインフリー生活を始めることを決めた時、
母とよく「何も食べれないね泣」と話していたのを覚えています。

でも、いろいろ考えてみたり、調べてみると、
食べれるもの結構あるんです!

確かに、

イタリアン(パスタ・ピザ・クリームソースのリゾットなど)
フレンチ
お好み焼きなどの鉄板焼き系
揚げ物全般
麺類(ラーメンやうどん、蕎麦など)
餃子

などは普段だったら食べられませんが、

パスタは探せば米粉などで作られた代用品が売っていたり、

お好み焼きも、YouTube などで片栗粉を使用したグルテンフリーレシピがあるし、

餃子も米粉の皮がスーパーでも売っていたり、

揚げ物もコーンフレークを砕いて、パン粉代わりに使用すれば作れたりします。


チーズも最近は大豆などを使用した植物由来のものが売っていますし、
ヨーグルトも豆乳ヨーグルトでうちはよく代用しています。

クリームソースも、豆乳やコーンなどを使用すると美味しくできたりしますよ〜!

外食でも、和食やタイ、ベトナム、韓国料理なんかはいけますし、
中華もチャーハンや、肉・野菜料理などを頼めば
全然楽しめます。


唯一洋菓子(ケーキやクッキーなど)は手に入りにくいこともありますが、

今はイオンの大型スーパーなどでは、小麦・乳に加え、卵なども使用していないモンブランなども売っているようですし、

そのようなものが売っているのを知らなかった頃は、
自分で米粉などを使って、家で作ったりもしていました。

確かに食べられないものも多くなりますが、

食べられるものにフォーカスして、アンテナを立てていると、
案外いろいろと見つかるんだな、と思うようになりました。

(最近はアレルギー対応の食品がより多く出現しているようにも感じるので、良い流れの中にあるのかなと思っています!)


また皆さんがよく思い浮かべる
食べたらすぐに反応が出るアレルギーとは違い

私や母のような場合は、反応が数日後に出るタイプのもので、

食べ物に対する耐性の度合いも人それぞれ違います

例えば、
私の場合は一食分の天ぷらを食べる分には
反応が出なかったり

チョコレートも乳成分が入っているけど
影響を感じなかったり

全く食べられないというわけではないため、

時には「チートデイ」のように
母なんかは少量の小麦や乳製品を食べたりはしています。


なので、完璧にやらないと、と思わず、

探り探りで、自分の体とのより良い付き合い方を見つけていくのがよいのかな

と思っています。


最後に

ここまで読んでくださりありがとうございました!

あくまで私個人の経験に基づいたことですが、
この記事が少しでも体に不調を抱えている方にとって、
何かヒントになるものであるとよいなと思っています。

もっとグルテンやカゼインが体に及ぼす影響について、
認識が広まるとよいなと思っています。



今後もいろいろと、
マイペースに綴っていきたいなと思うので、
時々覗きにきてくださいね。

それでは、また!

(グルテンフリー・カゼインフリーに関して質問などあれば、気軽にコメントください!経験をもとに答えられる範囲のものは、お答えします。)


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