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オーストラリア、ウィル


筆者は訳あって来週オーストラリアへ行く。
去年はシンガポールに、今年の春は韓国釜山に。
おさまってきた、というより日本でも規制は緩和されつつあるが、未だコロナ禍である令和にちょくちょく旅行に行っている旅行好きとして、今回私なりの旅行準備について記そうと思う。

まず必須品から

・パスポート


無論必要だ。今はチップが入っているはずである。
もう顔もそう変わらないので10年変更しなくて良いものを今年の1月に更新した。
筆者はパスポートに入国の際のスタンプが溜まっていくのが嬉しかったが、最近はスタンプ無しで入国出来る国が多く
わざわざ押して貰えませんかと、クソ忙しいであろう故か基本的に態度の冷たい空港の入国審査官の方に頼まねばならない。
時間が無いことも多く、いくつかの国ではスタンプをスキップした。
またパスポートのコピーも何部か必要である。
手帳、薬入れ等に分けて入れておく必要がある。

・証明書その他等々

今の時期(2023年7月末現在)、ワクチンの証明書が必要な国はほぼ無く、日本に戻ってくる際もPCR検査をする必要も無いが
本当にこの辺は情報戦で、一国の首相ばりにコロコロとこのあたりの事情は変わってくる。
実際去年2022年の7月の段階で、シンガポールにもベトナムにもワクチン接種証明書が必要であったので、英語版を市役所に作りに行った。
マイナンバーカードを持ってる人なら、厚労省が出しているアプリをダウンロードすればそれで管理できるはずである。
ちなみに今回オーストラリアへ行くにはEATSを申請しなければならない。
今年の3月に韓国釜山に旅行した時もKETAというものが必要だった。簡易な申請書類である。
オーストラリアの場合20A$必要であった。(だいたい2000円)
出国72時間よりも前に申請する必要があるのでそんなに焦る必要も無いだろう。
ともかく、こういったnoteや旅行者のブログ、大使館やTwitterで、今の時期にその国に入るには何が必要かの詳細を調べておく必要がある。

・服

オーストラリアは冬である。35度など余裕で超える日本の7月だが、オーストラリアは15度くらいだそうだ。
15度の服装がどういうものか想像しづらいが
というのも日本でも秋と春で肌感が違う。
その国によって、湿度や地理地形で同じ温度でも同じように肌が感じるとは限らない。
よって、初めて行く国ならば、やはり旅行者のブログ等でどのような服装が適切かを予測し、荷物に余裕があるなら思ったよりも暖かかった時用の格好と涼しかった時用の格好を入れておくべきである。
ちなみに韓国釜山の3月は思っていたよりも寒く筆者はブルブルと震えていた。もっとカイロを持っていくべきであった。
案外イギリスの冬(12月)は寒くなく、当時3ヶ月ほど滞在していたので感覚がバグっていたのかもしれないが
日本の冬の方が俄然寒く感じるほどであった。本当に行ってみるまで分からないのである。
また、ご存知のように機内と映画館はいつも寒いか暑いかなので気をつけるべしである。

・変換プラグ

日本の電圧は100Vだがイギリスは240V、アメリカで120Vである。
イギリスにいた時に日本人が変換プラグを通さずに日本で購入した日本製のドライヤーを使用して火花を飛ばしていた。
1日で使えなくなったのである。
このような事もあるので、変換プラグは必須である。
現地の百均のようなところで購入が可能なので日本で買わないといけない訳では無いが、持っていくべきものの1つではある。
iPhoneは強いのか、何となくどこでも充電できるような気がするので発火しない程度に熱くならないかだけ確認して使用している節もあるのだが……。
きちんと行く国のプラグが何かを確認していくことをオススメする。
WiFiを借りたり、充電器を持っていっていてもプラグが無いとチャージはできないのである。

・バス用品

読者諸君の泊まる宿にもよるだろうが、バックパッカー宿というのだろうか、破格の、ひとつの大部屋に2段ベッドが8台くらい置かれているような宿だと、簡易シャワーしかついていないので石鹸なりシャンプーなりを持っていく必要がある。
が、そう言う旅行者及びバックパッカー達は旅行に慣れていてここで言及する必要も無いと思うので、「一般的な、一部屋にひとつシャワールームのあるようなホテル」に泊まられる方用に話を進めていくことにする。
筆者は今回ラッキーなことにそのようなホテルに泊まることが許されている。
案外どこでも寝られる上に、ヨーロッパをいくつか回った時はそういう他人と2段ベッドを共有する破格宿に泊まっていたがそれはそれで悪くない。
しかし、やはり贅沢なホテルほどテンションの上がるものは無いのである。
そう言った部屋には必要最低限のアメニティは日本ほど潤っていなくても(リッツ・カールトンやヒルトンのスイートに泊まるなら別であるが)、揃っているものである。
よって、何枚かのタオル、保湿に必要な液体を自分に必要なだけ持っていけば良いと思う。
砂漠に行かなくとも存外海外旅行は体に負担がかかる。肌も疲れるので保湿類はしっかり持っていくのをオススメする。
筆者は無印で購入したこちらがお気に入りでいつも使用している。

・薬💊

持病がある方、無い方も腹痛、頭痛、食べ過ぎ、胃もたれ等の薬を持っていくことをおすすめする。
筆者は結構海外旅行が好きだが、国にもよるが「薬」「牛乳」「水」はあまり信頼していない。牛乳も、紅茶に入れる程度ならともかく牛乳だけでは飲みたくないのである。
水はペットボトルに入ったものならともかくタップウォーターはヤバいのである。そもそも論筆者は日本でも水道水は絶対に飲まないが、海外だとその比では無く、軽く口に入ったくらいで腹を壊す可能性もあるらしい。セックス・アンド・ザ・シティの某シーンのようになるわけである。
私は腹が強い方だが、余計な不安をわざわざ増大させる必要は無い。
ともかく薬を持っていくことをオススメする。
よく言われているように海外の薬は海外の人用に出来ているのであって、薬の容量が日本と少し違うのである。

上記が必ず持っていく必要のあるものだと思う。
場合によって、Classyな服装であったり靴を持っていく必要もあるだろうが、そういう場に行くことが無いのであればだいたい上記のものがあれば何とかなる。(前提過ぎるとして書かなかったがもちろんある程度の現地通貨、日本円、クレジットカード数枚は必要だ)
となると、LCCで予約したので荷物は可能な限り減らしたいという方以外はスーツケースにまだ余力があるわけだ。
筆者はそこに可能な限り水を詰める。
日本の業務用スーパーで500mlの水が35円で売っている。
コカ・コーラは86円だった。
ハワイのコナ空港で同じ大きさのコカ・コーラが730円だったそうだ。(2023年6月)
恐ろしい話である。
先程書いたように、極力海外の水を飲みたくないというのもあるが(長期滞在なら無論向こうで水を買う必要があるが)なんせ高いのである。
しかし水は必ず毎日飲む。ジントニックやビールばかり飲むわけにいかない。そしてそれらはより高い。
よって業務用スーパー等で安く購入した水を可能な限り詰める。
人によってはお茶や味噌汁が恋しくなる人もいるようなのでそちらもオススメだ。
あまり日本食が得意でない筆者は、日本食は必要ないのだが。

海外旅行であれば最低一ヶ月前から準備を始める。
神経質だからと言うより、準備が楽しいからである。
さながら銃器の解体と手入れ、掃除、再度組みたてのように私はスーツケースにある程度ものを入れては仕舞い、また出してはどこに何があるのか把握できるように出し入れをする。
それを繰り返すうちに忘れ物も減らせるのである。


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