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人類みな麺類/エスサワダ

人類みな麺類に行ってきた。
僕はあまり麺類を摂る方ではない。(ここでの麺類はラーメンを指す)
特段ダイエットをしているわけでもなく、ラーメンが嫌いな訳では無いがおそらく人よりも韓国語感で言うところの🍜ラミョン、すなわちラーメンを食べる方では無いのだ。

しかし、昨日友人の誘いで人類みな麺類に初めて行ってきた。
無論食べたことは無い。
聞くところによると連日行列ができているそうでは無いか。
僕の拙い記憶を辿れば以前どこかでもこの店舗を見かけ、その際にも友人はここは有名なラーメン屋さんなんだよなどと教えてくれていた。

初めて来店する。
そして外観からでは何屋さんか分からない。
所謂ラーメン屋さんっぽくないのだ。
暖簾も無ければ看板も無い。
店舗横にあるストリートウォールのような壁にでかでかと
「人類みな麺類」
と書かれているのを見て、先述した拙い記憶を辿り確かこう言うラーメン屋さんがあったなどと思い出したのである。

時間帯も相まってか直ぐに入ることが出来た。
僕はここで驚く。
いらっしゃいませ、と通されると店員さんが、座りやすいように椅子を引いてくれたのだ。
高級フレンチのような扱いである。
ホテルのロビーのようなオシャレな椅子に広い机。
ともかく接客が良かった。
日本中の飲食店の接客がこのようだともっと世の中が平和になるだろうと思った。
丁寧・低姿勢・客に寄り添う言動。
接客をやる上で手本にしたいと思える接客を全店員さんが行っていた。
よほど指導やポリシーを徹底しているのだと思った。

さて、この店舗は「人類みな麺類」さんとミシュラン中華シェフのエスサワダ氏のコラボ店舗であるらしい。
故にそのエスサワダ氏が考案た薬膳ラーメンなるものを注文する。

さして食レポができる訳では無いので上手く伝えられるか分からないのだが簡潔に結論から述べると美味しかった。
スープはあっさりしている。
こんなにもラーメンのスープを啜ったことは無い。
麺は細い方ではなかった。
一蘭の細麺や一風堂を考えるとそれよりも1.5倍程太くちぢれている。
中華そばの方が感覚的には近いかもしれない。
薬膳をしっかりと連想させるなにか「薬膳らしき」匂いがする。(それがなんと言う調味料かなのかは分からない)
しかし味はあっさりしてて薬膳臭くはないのだ。

大量のキクラゲにこれで本当に薄切りなのかと疑いたくなる分厚めのチャーシュー。
チャーシューは分厚かったが胃がもたれるような油っこさはなく、芯からしっかりと味が染みていて噛みごたえがあった。
またメンマは……僕は未だにメンマがなんなのか分かっていないがともかくこんなにも柔らかいメンマを食べたことは無い。
タケノコのような食感であった。

美味しかったのでここにそれを記す。


ホテルのロビーあるいはカフェのような
ストリートウォールのような
ネギ、スープ、メンマ、キクラゲ、チャーシュー全て美味しい
興味深いことが書いてあった為

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