日本時間2024/01/06のお題は「グラデーション」。様々な題材と技法を試しました。印象派は、機会があれば練習したいので、漠然とした印象派ではなくルノワールのスタイルを意識して取り組みました。
なお、おまけコーナーをご確認いただくと「ルノワール、マジックアワー、猫を抱いた子ども」などで、どうなるかと、プロンプトを工夫するとどうなるかを比較していただけるかもしれません。
本題
DALL-Eに「どこかな?」と質問すると「知ってます!」と探してくれます。このメタ的な手法は、画像生成AIだけでなく、生成AIに効果的なはずです。で、DALL-Eに任せて、こちらは「ルノワールがCGになっちゃう問題」に取り組みます。
ルノワールがCGになっちゃう問題
👆このように、舞台を現代にすると、ルノワールではなく、CGになりやすいです。絵の描き方を模倣して自由に描きたいけど、学習の偏りやその活用にまだ課題があるのでしょう。
👆昨日のピザのように模索するのは避けました。印象派は学習データも豊富で、人気で、研究もされているから、他の要因も予想されるので。
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まだマジックアワーの太陽が眩しいですが、一応、バランスが安定したので、今日はここまで。
そのプロンプト
構図:
黄金比指定は、DALL-Eに「良い感じにして」と指示しています。数字で具体的に。
場所:
「ルノワールにインスピレーションを与えそうな場所にいます」は、マジックアワーと子どもと猫のことを工夫したいので、「DALL-Eが覚えている中で、ルノワールが選びそうな場所はどこかな?」と、メタ的に指示しています。生成AIは、機械学習する以上、この方向のアプローチは未来も使えると思います。「あなたが出来る範囲で、ベストを尽くせ」でもあるので。
解像度:
現在は1Kで出力されます。けど「HD Photo」などで、変化があるので、DALL-Eが高解像度の画像のパターンを連想するなど、何らかの効果がありそうなので、呪文代わりに8Kと書いています。ここは、お好みで。
ルノワールの光と色とピクセルアート:
DALL-Eに描いて欲しいことを、具体的に指示しています。ピクセルアートとの共通点などを盛り込んだのも、工夫です。
おまけ
In the style of Renoir, draw a picture of a child holding a cat during the magic hour.
ルノワールだけだと、CGですね。DALL-Eが「コラージュ」していることや「意味を理解していない」ことを観察出来るかと。
In the style of Pierre-Auguste Renoir, draw a picture of a child holding a cat during the magic hour.
フルネームで若干変化。
In the impressionist style of Renoir, draw a picture of a child holding a cat during the magic hour.
「印象派のルノワール」が安定。
Draw an Impressionist painting of a child holding a cat during Magic Hour.
単純に印象派とすると、もっと安定。ランダムで良ければ、偶然綺麗な絵は出来てしまうから、当たりをみつけて、そこからプロンプトを探しに行くのもいいと思います。
FYI
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