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よく聞くけどわからない 摘心・芽かきってなんのため?


はじめに

家庭菜園をしているとよく耳にする言葉"摘心・芽かき"。
なんとなくわかるけど、何のためにしているのかわからない…
この作業で何が変わるのか…
やらないとどうなるのか
と感じている方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな摘心・芽かきの目的や役割をご紹介したします!

摘心ってなに?

摘心とは、成長点を切り取ることです。成長点とは茎の1番上のところを指します。ミニトマトや枝豆など実を多くつけるため、実を大きくするために摘心を行うのです。摘心をしないと背丈を大きくするために栄養が使われてしまうのです。

芽かきって何?

芽かきとは、脇芽をとることです。脇芽とは茎と枝の間(脇)から出てきた新芽のことを指します。摘心と同様に余計な栄養が使われないようにします。また、枝(葉)が増えることで風通しが悪くなり、病気の原因となることがあります。

新芽の裏技!?

摘心・芽かきをした枝は捨ててはいけません!実は、まだいきているので土に挿したり、水につけると数日後には根が生えてきて、新たな苗に変身するのです!上手くいくと一株から5〜7株まで増やすことができます。

まとめ

・摘心とは・・・成長点を切り取ること
・芽かきとは・・・脇芽をとること
→実を増やす、実を大きくするために必要な作業

家庭菜園ではプランター栽培が多いかと思います。プランターという小さな畑では栄養が限られてしまい、余分に栄養が取られてしまうと野菜がなかなか育ちません。
実を増やす・大きくするためにも摘心・芽かきはとても重要な作業となります!