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慶應義塾大学経済学部に高熱と遅刻10分のハンデ有りで合格した勉強法〜数学編〜

題名がめちゃくちゃキモいですが、目を引くために自分でもキモいと思いながら無理してコレにしました。お許しください。
さて。
慶應義塾大学経済学部に高熱と遅刻10分のハンデ有りで合格した勉強法ということですが、遅刻したのは英語なので、数学は高熱のハンデのみです。題名詐欺ですね。

本題に入ります。
私は令和6年2月の慶應義塾大学経済学部A方式の入試を突破し、現在、同大学学部の学生をしております。入学した経緯や受験した理由などはここでは割愛します。理由は、万人受けしないからです。
慶應義塾大学経済学部にはA方式とB方式の二種類の入り方があります。A方式は数学受験、B方式は世界史か日本史のどちらか片方を選択して受験、という形になっています。
私はA方式なので、数学受験になります。
英語が200点、数学が150点、小論文が70点になります。毎年の合格最低点は240点ほどです。
小論文は勉強せずとも半分くらいは得点できると仮定して、英語と数学を合計して210点に到達すれば合格するわけです。英語は別の記事で詳述しますが、およそ140点ほど誰でも得点できる方法があるので、数学は70点で大丈夫です。70点だと得点率5割以下ですが、それでも合格できます。しかし、それでは若干不安だと思うので、今回は、数学で高得点をとる方法について話していこうと思います。
まず、

「数学なんかセンスだろ?」

と思った方が多いでしょうか。
しかし、そんなことはありません。
これは慶應義塾大学経済学部A方式に限った話ですが、出題分野が偏っているので対策が容易です。6問あります。形式と配点、単元について。

1.マーク、小問集合(二次関数、三角関数が多め。)、20
2.マーク、数列、20
3.マーク、確率、30
4.記述、指数対数(答えのみ)、20
5.記述、図形とヴェクター(答えのみ)、20
6.記述、絶対値を用いた微分積分(計算途中も)、40

です。配点については公表されていませんが、おそらくこんな感じだろうと推測します。
学校側の公表では、123で70点、456で80点、合計150点とのことです。
マークは配点が多少ブレることもあると思いますが、記述はこれで間違いないと思います。
なぜなら、第6問だけ記述欄が大きいからです。第4問と第5問は答えのみを記入するのに対し、第6問(ココ最近は微分積分)は必ず途中式を書かせる形式になっています。経済学部では微分積分が必修なので、配点が高くなっているのでしょうか。分かりませんが。
東大併願の人達はセンター試験(共通テスト)があるので、特に対策する必要はないと思いますが、私立専願で数学受験をする人は念入りに対策をしてください。
得点プランとしては、1→2→3→6→4or5の順番で解くのが良いと思います、そして、それぞれ、20→20→30→40→20という具合で合計130点をもぎ取りましょう。そこそこ数学ができる人なら難しくありません。
試験時間は、80分です。時間配分は、1、2、3に45分、4、5、6に35分がベストだと思います。1、2、3はマークであり、第一段階選抜(足切り)に使われるので、ここで点数を稼いておきましょう。英語のマークで失敗しても、ここで稼いでおけば持ち堪えられます。1、2、3のうち、1で詰まったら即2へ移動してください。2、3は誘導に乗れば解ける問題が多いですが、1の場合は頭に「?」が浮かぶと基本的に解けない(解けたとしても時間がかかる)問題が多いので、そうなった場合は飛ばすのがベストです。
最後に、勉強法について話します。
東大を目指している人は特別なにもしなくて大丈夫です。そう言いたかったのですが、試験一発目の英語で遅刻したり、39度近い高熱を出した状態で受験することになる可能性もあるので、少しは対策しておいた方が良いかもしれません。といっても、センター試験(共通テスト)でしか使わない単元の数列や指数対数やヴェクターなど、時間が経って忘れていないか確認するくらいで大丈夫でしょう。
私大でしか数学を使わない人や、東大以外の国公立大学を受験する人は、2、4、6を対策しましょう。特に6は毎年似たような問題が出るので、最悪、過去問の丸暗記で乗り切れると思います。これら2、4、6で9割を得点し、そのほかで空欄を作らないように解き進めていけば、150点中の100点くらいまでは到達可能圏内になるはずです。
この記事があなたの助けになるかどうかは合否発表の瞬間まで分かりませんが、伝えられることは伝えきったつもりです、第一志望の方たちの合格を祈っています。


ーーここからは本編と関係ありませんーー
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