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古い知識や地域のおっちゃんの知識には注意

競技に特化した筋肉? 青少年にウェイトトレーニングはいらない?

身体の素人がするコーチングは注意が必要です

スポーツ現場で見かける 選手の親御さんがコーチや監督をしている現場
先輩からのコーチングが絶対な現場

これ、すごく危ないです

よく聞くのは

"練習してれば、筋トレはいらない"
"サッカー用、バスケ用の筋肉をつければ良い"
"インナーマッスルが大事"

などなどよーく聞きます

おそらくほとんどの場合が、身体について学んでいない人からの言い伝えで出来た知識です

"〜をしていれば良い"って考え方がそもそも間違っています

スポーツの現場では、予測不可能な事が多々起こります

コンタクトスポーツならば尚更です

ケガをしない、パフォーマンスを上げるって目的には

この予測不可能な状態に身体が耐えられる様にしなければならない

耐えるためには柔軟性も筋力も必要です

そういった説明をすると、筋トレは身体を固くするとか言われます

ちゃんと重量を設定して
フォームを意識して行えば
むしろ筋トレをして柔軟性は向上します

インナーマッスルだけを鍛えるというのも良く聞きますが

これも大間違いどころか、基本的には不可能です

インナーとアウターは一緒に働くからです

基本的にインナーと呼ばれる筋肉は関節の固定や安定に働きます

アウターと呼ばれる筋肉は関節を動かすことに働きます

インナーだけを鍛えるという行為は
関節を固定することだけを鍛えるとほぼ同義です

固まれるけど動けない選手ってスポーツに必要でしたっけ?

青少年に対してだってウェイトトレーニングは必要です

なぜなら、スポーツ動作には自分の体重以上の負荷が各部位にかかるからです

しっかりと重量や種目を設定してあげることで
メリットを得られることがたくさんあります

間違った知識に流されない様に
スポーツを楽しむ方は
スポーツや身体の知識を持った人の話を聞いた方が良いと思います

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