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怪我の功名化力を手に入れる

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怪我の功名 その9 完治の身体感覚

最初に筋を伸ばして、およそ2ヶ月。
大した事ない、と思っていたら結構痛く、そして、普通に歩けるまでに時間がかかりました。
仕事中など、意識が外へと向かっていれば気にならないものの、一人、じっとしていると、どうしても痛みを「観察」してしまい、痛みが強くなるし、不安も生まれます。

古傷古傷が痛む、という人もいるかと思います。
記憶に刻まれてしまった怪我や病気は時々、意識に上がってきますよね。
これ、

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怪我の功名 その8 心臓と血液、当たり前なもの

自由、自由、自由座骨を得て、何を得たのか、それは自由です。
「歩き方」が変わったわけですが、人にとって歩くという事がどれほど大切だったのか、とわかりました。

歩く力を得た事でこれは特別な事ではなく、当然、当たり前の事なのだ、とわかります。
そもそも、人間が人間になる前は動物だったわけです。
特に四つ足の動物は歩く事がとにかく大事。
それが人間の身体にも現れています。

前足は上半身でもなく、手で

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怪我の功名 その7 座右の銘は座らないこと

座右の銘が決定座骨が意識され「歩く」という事が根本的に変わりました。
そして同時に「立つ」というのも変わりました。

これまで「立つ」はどうしても、足、膝、大腿骨、骨盤がしっかりとあってこそ、でした。
しかし、仙骨を消し、骨盤を割って、座骨だけを意識してみると、股関節や膝、そして足首、踵、つま先、関節の負担がぐっと軽くなったのです。

とにかく「立つ」事がこれほどまでに気持ちがいいのか、と驚き、そ

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怪我の功名 その6 歩くとは何か

仙骨が消え、骨盤がなくなりました。
とはいえ、触れればちゃんとあります。
ただ、触れられても、その触れられた場所に意識を集めずにいられます。この感覚が「消える」と同じなのかな。

座骨に注目骨盤が消え、左右の脚が分かれ始めます。
この時、正座をしていたのが良かったのか、座骨に注目する事が出来ました。
座骨に注目してみれば、そこに動きが生まれるのがわかります。
これまでは腸骨に縛られ、動けなかった座

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怪我の功名 その5 骨盤について

久しぶりにプロの治療を受けました。
しかも、明らかに不調、不具合がある中でのもの。調整後、骨盤周りに、新しい感覚がある事に気づきました。

脚にも裏がある5月の終わり頃、首の後ろ辺りに「裏」がある事に気づきました。
今、noteを確認しましたが、ちょうど痛みが強くなっていた頃に気づいた事なので、noteにまとめられているものはありませんでした。

ツイッターはその都度思いついた言葉をただ出している

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怪我の功名 その4 怪我の経過具合

ずっと痛い5月半ばにまず右脚が痛み始めました。
最初、それはストレッチのやりすぎか、慣れない自転車漕ぎをして筋肉痛になったのか、と簡単に考えていましたが、一週間たっても痛みは引かず、そこで丁寧さがなかったのか、無理をしたのか、痛みは強くなって、何もしていなくても痛みがあり続ける事になりました。

この頃からでしょう、常に痛いのでなかなかじっと止まって集中する事も出来なくなり、ノートや稽古録など、少

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怪我の功名 その3 必然の流れ

偶然はない脚を傷めたのはおそらくストレッチ。そんな話をしました。
しかし、実は、もっと前から、この怪我の原因となる種が出来ていたのかもしれません。偶然に見える出来事も身体をモノサシにしてみると、そこにつながりが見えてきます。

前庭神経炎昨年、前庭神経炎という病気をしました。耳の奥の神経がちょっと傷んでグルグルと数日目が回る、というものです。
後遺症残るものではない、という話でしたが、そのめまいに

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怪我の功名 その2 当たり前が凄い

ストレッチは鬼門(笑)今回の怪我、原因が曖昧なまま、一月半も脚を引きづる事になっています。
ただ、おそらく、というのが一つあります。それが「ストレッチ」。

ストレッチなんて健康になるための第一歩でしょ、と思う人もいるかもしれません。
しかし、やり方がまずいのか、ストレッチをしてみよう、と始めて見ると、大きな確率で具合を悪くします(笑)。

今回は5月の半ばあたりに、それほど無理と言えない程度のス

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怪我の功名を100%起こす方法

実に1か月半ほどのノートです。
いつの間にか、こんなにも空いてしまいました。

この間も稽古は続いて、発見も多く(いつも以上に!)、ツイッターではその進展、思い付きをじゃんじゃんとつぶやいていました。
ただ、それは140文字だからこそできた事。ノートのように1000文字、2000文字となると、どうしても向き合う事が出来なくなっていました。

理由は単純、脚が痛かったから。
なんだ、そんな事か、と思

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