山口潤

稽古会の予定、問い合わせ、申し込みなどはウェブサイトからどうぞ。 http://www…

山口潤

稽古会の予定、問い合わせ、申し込みなどはウェブサイトからどうぞ。 http://www.karadalab.com/

マガジン

  • 日々、変わることの記録

  • 稽古案内

  • 山口潤ヒーラー入門

  • 身体感覚マンション理論

    身体をマンションのように見立てて考えてみました。 現在、地上6階、地下1階です。 各階層、それぞれ、性格が違います。 人の身体はマンションのよう。 頑張る人は1階に住み、自由を好む人は2階に住む。 寂しがり屋は3階に、夢見る人は4階にいる。 人から理解されにくい人は5階にいて、仕事命の人は6階にいる。 あと、地下には電気があるから、うまく使う事。 充電は大事。 こんな感じです。 なるべく1000文字程度で納めて、小さく更新していくつもりです。 適当に読んで、流して、ちょっとだけでも、身体を観察するきっかけになってくれたら嬉しいです。

  • 唇の術理のまとめ

    2022年に見つけた唇の術理についての記事をまとめました。

最近の記事

粒粒の身体感覚で子供心を思い出す

私たちの世界は粒粒に溢れている世界です。 大勢の人がいて、その大勢は皆、細胞という粒粒で出来ています。 また、地球という星はたくさんの水や石、空気を持っていて、それらは全て、粒粒が集まってできています。 私たちは粒粒の世界に生きています。 ただ、私たちの脳は粒粒自体の持つ力よりも、粒としての働きを学ぶように出来ているのかもしれません。まぁ、これは西洋的義務教育を受けた「現代の私たち」という事かもしれませんが。 物質を割って調べてその要素を探る事で科学は進歩しています。 細胞

    • 身体感覚の学び方

      一月ほど「粒粒」について考えてきました。 これまでの身体の見方は「粒」でした。胴体、腕、手、指、背骨、腰椎、胸椎、頸椎、骨格、筋肉、皮膚、爪など、器官、組織として捉えて、その個性を引き出すために出来る事を模索してきました。 その結果、身体は凄い!どんなに困った事があっても、身体に頼ればなんとかなる!という確信が持てました。 どんなに辛い事を前にしても、それに対応できる身体が必ず私の中には残されていて、見つけ出されるのを待っていてくれるのだ、と思えるようになったのです。 そ

      • 後ろへと全力で下がりながら前へと進む新しい歩き方

        身動きが取れない苦しさってのもあるかとおもうが、大抵はどこかには動ける。人にとって一番シンプルなのが前後。生きていくためには前へと進まなければならない。ただ、前へと行くにはこの身体は衝突を生む。 辛いなぁ、と思ってしまったが、最後、なかなかその辛さからは逃げられない。前へと行かなくてはならないのに、辛い。心がどんどん、苦しくなっていく。この時、安易に我慢に頼ると、本当に大変。 辛い時には逃げたらいい、と言ってくれる人が時々いる。辛い心には本当に助かる言葉だ。ただ、逃げても

        • 無意識の世界を探るには身体感覚がいい

          今日の結論です。 それは、身体はものさしである、という事です。 これ、私にとっては、稽古を始めた時から聞いて事であり、当たり前な事ですが、一般的にはどうなのかな? 身体の中の変化しない確かな部分をみて、それを手掛かりに問題を改善して生きていけば、どんな困難にも手掛かりが見つかり、どん底に留まる事はなくなります。 まぁ、平たい言葉でいえば、希望が見つかる、わけです。 何かを見て、評価した時、基準となるものが必要です。 100kgの重さのものは人を基準としたなら重いですが、車

        粒粒の身体感覚で子供心を思い出す

        マガジン

        • 稽古案内
          212本
        • 山口潤ヒーラー入門
          36本
        • 日々、変わることの記録
          236本
        • 身体感覚マンション理論
          24本
        • 唇の術理のまとめ
          10本
        • メルマガ履歴
          3本

        記事

          粒粒は衝突を無くす、癒されてしまうのは自然な流れ

          粒粒感を言葉にして1か月くらいでしょうか。随分と「当たり前」になってきました。 「当たり前」とは、私たちの身体はそうなっていた、という事です。身に着けるまでもなく、私たちは粒粒なのだ、と思えます。 すでにそうであるものをそうだと思うだけ、これはこれまで以上に簡単であり、また、逆に難しい事であるとも思えます。理由は、何かを身に着けよう、上手になろう、と思った時、つい、「努力」をしてしまうからです。 普段、日頃からダラダラゴロゴロと過ごし、努力しない力を鍛えなくてはいけないな、と

          粒粒は衝突を無くす、癒されてしまうのは自然な流れ

          細胞への声掛けがレベルアップ

          細胞にアクセスするための方法として「声掛け」が有効だ、と気づいて探索を続けています。 その声掛けをいかに有効にしていけるか、誰にも教わる事の出来ないものなので、手探りです。 そして見つかったのが「擬人化」です。擬人化については時折やっていて、それはつい最近もエックスだったか、noteにも書きました。 細胞を擬人化すれば、そこに名前をつけたくなりますが、細胞は個として存在しているよりも、全としているもの、名前をつけて呼びかけてもうまくいきません。 ふと、声が届くのは相手の耳だ

          細胞への声掛けがレベルアップ

          稽古ってのを生活に!

          好き嫌いの身体感覚を見つけて、日常生活を過ごす事が楽になりました。 これが変わった、何かを得た、そんなものはありません。 ただ、自分が持つ、好きと嫌いをちゃんと認めればいい、とわかった事で気楽な時間が過ぎるようになったみたいです。 今、やっと、心に生まれる好きと嫌いを自覚して、それを選択したわけですが、実は、身体を探る稽古の中ではすでにそれを無自覚に行っていたようです。 今日はそれについてまとめてみたいと思います。 当たり前に身体感覚を探るようになりましたが、当たり前にな

          稽古ってのを生活に!

          好き嫌いの身体感覚

          私の知識はいい加減です。 しっかりと学び、自信をもって、こう!と言えるものは何一つありません。 こう書けば、なんと可哀そうな人だ、と思われるかもしれませんが、この自信のなさがあったからこそ、身体へと頼る事が出来ました。 これは性格だったのだと思いますが、本当に幸運な事です。おかげで脳の呪縛から逃げ出すきっかけを得られました。 身体を探索するようになり、性格とは身体が生み出すもの、と思うようになっていきました。 筋肉を見つけ、そこにはねじれがあり、上手くつながれば線になる事が

          好き嫌いの身体感覚

          苦労を学ぶのも贅沢!

          いつの時代も癒しを求められています。 今、目の前にある不満が解決されたなら心は楽しくなります。 いつも、幸せでいたい、というのが人間です。 その幸せの種類が今、爆発的に増えています。 ご飯がなかった時にはお腹いっぱい食べたい、と求める人が大勢いました。 味付け、見た目以上に、とにかくお腹いっぱい食べたいわけです。 今、当たり前にお腹いっぱいになり、飢える、という苦しみは無くなりましたが、それで幸せの追求は終わったかと言えば、もちろん違います。 他の幸せを求めるようになりまし

          苦労を学ぶのも贅沢!

          前向きな腰椎を作るには

          武術は「絶望」から始まります。スポーツは逆ですね。練習をし、対策をし、コンディションを整えて戦いに向かいますが、武術はいつも、「まさか」な場面から始まります。 そして、さらに言えば、いつまでたっても希望が見えない、そんな状況になった時、どうするかを問われるものです。 こんな状況を考えるのですから、ネガティブな場面には慣れていきます。 この状況からは逃げられない、と諦められるからこそ、自分自身の持っているものに集中できます。 自分の持っているもの、一番に思いつくのが身体です。

          前向きな腰椎を作るには

          お腹を伸ばせば心癒される

          この数日、ずっと、台風が私たちの心を揺らしています。 もちろん、肉体的にも被害はありますが、命が守られていれば、時間と共に修復はされていきます。 問題は心。心の中に生まれた恐怖、不安をどうしたらいいのか。この解決法を持っている人はどれだけいるのでしょうか。 私の解決方法はもちろん、身体に任せる事です。早々と心に生まれる不安に向き合うのをやめました(笑)。 その理由は心身一如という教えが本当だった!と気づけたからです。 心身一如という教えは多くの人が知っています。心が健やかで

          お腹を伸ばせば心癒される

          武術からヒーリングへ、心身を探ればそれは自然な事

          父が道場主だったので、物心つく前から武道の道へと入りました。 我が家の教育方針はその武道の教えそのものです。 自分に無限の可能性がある事を信じ、相手の幸せも半分くらいは考えようよ、という感じです。 武道ですから強さは求めていたものの、それ以上にいかに生きるのかを求めていきました。まぁ、何となく、緩く、です。この緩さがあったのは今思えばとても幸運でした。 20年ほど武道の稽古をしてみると、自分に実力がない事がわかります(笑)。 とはいえ、私は道場主の息子。継がなくてはいけない

          武術からヒーリングへ、心身を探ればそれは自然な事

          マンション理論 地下

          長々と思いつくまま書いてきた身体感覚マンションについて、一応、建物としては1階から6階までざっとですが、解説しました。 今日はその土台である「地下」の話です。 地下に部屋があるのならそこにも移動は可能です。しかし、地下に部屋がなければ、そこは基礎の場所、普段生活をしている時、その心配はほとんどしないでしょう。 建物を作る時には基礎は大切です。それこそ、マンションのように上に高い建物であれば、地中深くに杭を打つ必要もあります。 ただ、立ってしまい、過ごすとなればもう、地下に気

          マンション理論 地下

          マンション理論6階 言葉の形

          色々と思うままに書き続けてきて、やっと、最上階である6階にまでやってこれました。 6階部分は「形」が主役の世界です。 5階部分は「わからなさ」がその空間を満たす場所であり、対極な感じがして面白いんですが、これも身体感覚。直に触れて確かめてもらいたいなぁ、と思うばかりです。 さて、形と言えば精神よりも肉体を思い浮かべるかもしれません。 しかし、実は反対。6階部分の力を発揮するのに一番有効と思われるものは「言葉」であり、肉体よりも精神に近いもののような気がしています。 肉体は

          マンション理論6階 言葉の形

          マンション理論6階 思えばそうなる6階

          さて、いよいよ、6階そのものへとやってきました。最上階です。 4階から上は肉体のない部分です。4階は想像、5階はわからない、という概念的な場所です。 そして6階は、といえば実は「はっきりとしたもの」ともいえる場所です。 6階は「思えばそうなる」場所なのでは、と考えています。 6階は「言葉」と密接な関係のある場所です。言葉の力を発揮するためにはこの6階の意識が大切になりそうです。 身体感覚をマンションに見たてて考え始めた時、思い浮かんだ事がありました。 それは、「以心伝心と

          マンション理論6階 思えばそうなる6階

          マンション理論5階6階 混ぜて考えてみる

          思考する4階は形なくても、意思を使い、好きな事を考え、想像するという行動によって自分の居場所を決められます。 順序良く組み立てて話を考えれば、想像の世界にもしっかりとした形が生まれて住みやすくなります。 5階は「わからない」世界、と書きました。 わからないものは全て、5階へと放り込むのがいいみたいです。 神さまやオバケ、悪魔に天使、異次元の世界に超能力。SFの世界として描かれるものも、全部、とりあえず、放り込みます。 時々、そのわからないものだらけの倉庫から4階へと落ちて

          マンション理論5階6階 混ぜて考えてみる