【経験から創られる身体】キンモクセイの思い出

こんにちは、触れるだけの優しい整体【カラダ組】です。  

最近BLOGの筆がなかなか進まず・・・
お久しぶりになってしまいました。  

気がついたら
キンモクセイの香りのする時期になりましたね。
香りからくる情報で
キンモクセイの香りの記憶が蘇ります。  

なんでだろう？
キンモクセイの香りの思い出が
脳に蓄積されている人は多いんじゃないかな。  

私はキンモクセイの香りを嗅ぐと
小学生くらいの記憶が蘇ります。  

私の実家は新潟県の柏崎市という海の街。
でも私の住んでいた所は山の麓にあって
小学校の同級生も９人という絵に描いたような田舎。  

私の通う小学校は木造で
当時で築１２０年でした。  

自然が当たり前にあって
と言うより
自然の中に住んでいて
自然から湧き立つ香りで四季を感じながら
暮らしていました。  

夕方が寒くて
暗くなるのが早くてなんだか寂しい時期になると
毎年同じ匂いがするのです。
父に尋ねてみたら
この匂いはキンモクセイの花の香りだと聞かされ
家の庭に生えていた
キンモクセイの存在を確かめたのです。  

それから
この肌寒くなり
暗くなるのが早くて
なんだか寂しい時期と
キンモクセイの香りが私の脳に
関連付けされてインプットされました。  

だからキンモクセイの香りは
少し寂しい気持ちが伴っているのです。  

でも新潟から離れて暮らしていると
キンモクセイの香りが
新潟の自然を連れてきてくれるのです。  

どこへ行ってもそれは同じ。  

距離なんて本当はなくて
自分で経験した事は
常にそこにあるんだと気付かされます。  

それなら
自分はどんな経験を積み重ねたんだろう。  

その答えが今日の私であり
今日までの私で明日の私になる。  

身体を診ていると本当に思うのです。  

【この状態はこうですよ】
なんて全員に当てはまる答えなんてなくて
そんなの本や情報の中のことで
目の前の身体と向き合うと
身体の知識だけでは説明のつかない事が
本当にあるのです。  

食べ物で身体は作られるって良く言うけど
経験や考え方でも身体は作られているんだよ。  

特に歳を重ねると
経験則から物事を判断しがちになる。
じゃあその経験は何をしたのか。
これによって
同じ事柄でも幸にも不幸にもなっちゃう。  

幸と感じても不幸と感じても
その反応は細胞に影響を及ぼすのです。  

今日は私の思い出と共に
綴らせて頂きました。  

いつもよりちょっぴり真面目な感じなのは
きっと浮かれた季節が終わったから。
私にとって秋の始まりはなんだか
落ち着いて考える時期なのかもしれません。

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触れるだけの優しい整体【カラダ組】
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