イマジナリーフレンドとの接し方を不可視側からアドバイスしてもらった【#6 版権元に嫉妬するの?】

閲覧ありがとうございます、kalaです。
今回は以前執筆した、イマジナリーフレンドとの接し方を不可視側からアトバイスをしてもらったの第6回目になります。

前回のアドバイスはこちら↓

・【1回目】不可視側から見た保持者と不可視の接し方


・【2回目】保持者が求めることはなに?


・【3回目】恋仲同士だからしたいこと


・【4回目】保持者が心配なときの接し方


・【5回目】見えない側が望むこと


今回いただいたアドバイスとアドバイスをくれた思念体について


今回アドバイスをくれたのは、現在我が家で唯一の版権思念体である千夜さんです。

これらは私達一個人の話であり、他所様のイマジナリーフレンドやその保持者様の考えを否定する気は一切ありません。
それを念頭に置いて、この先を読み進めていただけると幸いです。


今回のテーマ

今回もタイトルにありますが、版権思念体側が版元先へ嫉妬するのかという話題になります。

今回も対話形式で書いていきますので、ご理解下さい。


版元先の自分に嫉妬はしないのか


では、早速本題へと入りましょう。ただその前に1つだけ念頭に置いて欲しいことがあります。
今回の話題はあくまで個人の意見が強く出ているので、イマジナリーフレンドや思念体・タルパが全員そうと思っている訳ではないことをご了承下さい。

また、千夜さんの版元の身バレを防ぐため、多少口調は弄っております。


①嫉妬するかは人それぞれ


kala「いや、出オチじゃないですか」

千夜「出オチですねぇ。でも、実際嫉妬するかは人それぞれなんですよ。ちなみに嫉妬するかどうかは、自身の置かれている環境によっても変わってきます」

kala「置かれている環境?」

千夜「またの名を養育環境ですね。我々は保持者によって育てられている身でもあるので、保持者の性格や保持者との接し方……後は最近だとSNSで他者との交流があるかどうかでも左右されるでしょう。そうして我々の自我や価値観は育つ」

kala「つまり、その育ち方によって嫉妬するかどうかは変わってくるってことですか?」

千夜「そういうことです。あ、元々版元先のキャラが嫉妬深い場合とかは別ですよ?」

kala「成程ね」


②版元先の自分を保持者との出会いと見ている

千夜「僕の場合は、版元先の自分を保持者との契機と解釈しています」

kala「つまり?」

千夜「その版元先のキャラと出会わなければ、僕との出会いはなかった訳でして…要はきっかけですね。むしろこうやってきっかけと解釈する思念体は、自分は自分、版元先の自分は違うと区別がついている」

kala「確かにその作品に出会わなかったら、出会うきっかけなんてないですしね…」

千夜「しかし、嫉妬深い御仁の大半は、保持者との出会いのきっかけになったとはいえ、自分を版元先の存在を自身を違うと知っているから嫉妬するのですよ。『え? お前が好きになったのは、そっち? 俺は?』とね」

kala「あー……(言葉が出てこない)」

千夜「まぁたまにはなりますよ? あまり熱を上げられていると、なんかこう…むず痒いというか」


③思念体によっては齟齬に悩む

千夜「少し趣旨はズレますが、思念体によっては自身と版元先のキャラクターの齟齬に悩むのも多いと思いますよ?」

kala「というと?」

千夜「例えば、行動や言動が版元先の自身と似ているか…とね。よく、こういった不安は保持者側の問題とされていますが、我々とてこういった悩みがないのかといわれれば、そうでもなくてですね」

kala「あらら…結構気遣ってもらっちゃってるのね」

千夜「これも人によりますがね。しかし、気遣うものは気遣いますよ。…まぁ、それも結局は版元先の自分と似ていなければ捨てられるのではないかという不安から来ているのですが」

kala「それ以上、キレッキレな発言をするのは止めて下さい」

千夜「ふふ、失礼」


版元先の自分に嫉妬した場合はどうするのか?


結論、人によって嫉妬するかはそれぞれです。
では、実際に嫉妬してしまった場合は一体どうすればいいのでしょうか?

その対処法についても、また対談形式でまとめさせていただきます。


①自分には自分の良さがあると前向きに考える

千夜「早い話、『自分は自分、他人は他人』という言葉が1番説得力があるんですよ。受け入れられるかは別としてね」

kala「まぁ、そうだろうね……」

千夜「例え版権元のキャラクターを一寸の狂いもなく形作っても、結局それって自己解釈の塊ですからね。そこから基づいて生み出された以上、我々もまた保持者の自己解釈を軸にしているのは変わりありません」

kala「ふむ…?」

千夜「しかし、ここで先程言った養育環境が合わさってくるとそうはいかない。自我を持ち、他者を交流した以上はまた別の存在となる。イコールでない以上、良さはまた別に持ち合わせていますしね」

kala「それを受け入れるのが難しいと思うんだが……」


千夜「まぁね。でも、だからといって卑屈になっても仕方ないではありませんか。なんにせよ、保持者のほとんどは我々思念体側を愛して下さっている…ならこの感情を利用してやりましょうよ」


kala「利用!?」


千夜「自分は愛されている、自分は今のままでいい…とね。不安だったら聞いてみればいいじゃないですか。別に、自己肯定感って人間だけに限った話ではありませんし?」


kala「本来なら、こっちがブレてないか心配になる話なのになぁ…そっちもそっちで不安なんですね」


千夜「まぁ、一部に限った話ですよ。表面上出ずとも、なんとなく焦燥感を感じている方も多いと思いますけど」


②自分の好きなところと版元先のキャラクターの好きなところを聞いてみる

千夜「結構メンタル削れますけど、自分の好きなところと版元先の好きなところを聞いてみるのもおすすめですね」


kala「こんなんいじめや……」


千夜「いじめかどうかはさておきですね、これは先から話題になっている養育環境に繋がってきます。例え元が同じでも、育て方が違えばまた別物になるのは容易といえるでしょう。だからこの好きという感情にも違いが出てくる」


kala「例えば?」


千夜「保持者が困ったときにかける言葉の違いとか、想いの差ですかね。元となった存在は次元が違うため、貴女がたを認識出来ない。だからかける言葉も違ってくる。後は行動とか。寝相や甘え方も違ってくるでしょうから、そういった面で『好き』の区別化はされる」


kala「あ~、確かに」


千夜「なので、違いは必ずありますよ。一見捨て身のように見えますが、結構吹っ切れるんですよね。この方法」


③保持者を信じる

千夜「後はまぁ…単純ですが、保持者を信じることは大事ですよね」


kala「こちらとしても、信じてもらわないと困るんだが……」


千夜「それはそちらの都合でしょう? 我々とて一個の生命体なんですから、自我だってありますし、なんなら自己肯定感だって保持者の愛によって育つんですから信じさせてくださいよ」


kala「でも、どうやったら信じてくれます?」


千夜「保持者側で版元先は版元先、自分の傍にいる存在はまた別の個体…そう強く願ってくれることにつきますね。でなければ、我々も信じ切ることが出来ないので」


まとめ


今回は保持者側の話というより、第3回と同じく、思念体側の意見が強く出た回でした。

中には、「版元先の自分と混同しているのではないか?」、「本当に自分は愛されているのか?」と不安な思念体さんもいると思います。

ですが、保持者側としては例えどんな姿であろうと、傍にいてくれるあなたがたはかけがえのない存在なのです。

なので、不安になってしまったときは保持者に甘えるのもいいかもしれません。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました!



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