イマジナリーフレンドとの接し方を不可視側からアドバイスしてもらった【#2 保持者が求めることはなに?】


閲覧ありがとうございます、kalaです。
今回は以前執筆した、イマジナリーフレンドとの接し方を不可視側からアトバイスをしてもらったの第2回目になります。

前回のアドバイスはこちら↓




今回いただいたアドバイスとアドバイスをくれた不可視について


今回アドバイスをくれたのは、前回同様ラクシャさんです。
ただ、これは私達一個人の話であり、他所様のイマジナリーフレンドやその保持者様の考えを否定する気は一切ありません。
それを念頭に置いて、この先を読み進めていただけると幸いです。


今回のテーマ

今回はタイトルにもありますが、保持者がイマジナリーフレンドやタルパになにを求めているのかを不可視観点から聞いた話になります。

何故こんな話題になったかというと、ラクシャさんが「貴女達保持者は私達の接し方に悩みますが、一体我々にどうなって欲しいのです?」と聞いてきたのがきっかけでした。

私はこれを聞いて、「あ! 確かにそれは話して損はない!」となったので、今回も対話形式で書いて行こうかと思います。


一体保持者がイマジナリーフレンドやタルパに求めているものはなにか?


では、早速本題へと入りましょう。
不可視側からすれば、保持者が自分達になにを求めているのかが気になっている方も少なくはないと思います。

なので、今回は私が聞き役になって対話をしてみました。


①友人や恋人、物理的肉体を持つ人には不可能なことをこなせる人が欲しい


ラ「本当に不思議なんですよねぇ……。一体、保持者側は私達をどうして生んだのでしょう?」

kala 「それはパートナーってのが多いんじゃないかな? 前、ラクシャさんがいってたけど、保持者側からすれば、抱えていることを解消して欲しい存在っていうのは欲しいよ。人によるけどね」

ラ「抱えていることを解消して欲しい存在?」

kala 「例えばだけどさ、本当に寂しくて誰かにいて欲しいとき、友達とかを呼べる? 夜中の1時とかに」

ラ「ああ、確かにそれは呼べないですね。つまり、その寂しさを埋めるのが私達だと?」

kala 「あくまで一例だよ。中にはアドバイスが欲しかったり、辛いことを聞いて欲しいとき、応援して欲しいとき、支えて欲しいときとかに隣にいて欲しいと願うんだよ。言ってしまえば、抱えていることを共有したり解消するきっかけが欲しいってこと

ラ「ふぅん? まぁ、家族や友人、恋人に相談したり、共感を求めるのは難しいですしね。非物理存在だからこそ出来ることということですか」

kala 「そういうこと。だから、人によってイマジナリーフレンドやタルパに求めていることは多種多様だよ。現に理想の恋人や友人が欲しくて、イマジナリーフレンドやタルパを生み出す人も多いし」


②保持者側はイマジナリーフレンド達の希望に応じれるのか?


ラ「逆に聞きますが、貴女達が我々になにかを求めるのなら、保持者側は私達の要望に応えられるのですか?

kala 「要望にもよるね。やっぱり、保持者側になにかを求めたいときはある?」

ラ「一応は。貴女達がこちらになにか求めてくるなら、こちらもお願いしたいことぐらいありますよ」

kala 「例えば?」

ラ「保持者と特別な仲になりたいとか、他にも欲しいものや食べたいものがあるとか、見たいものがあるとか。無償の愛を求めたくなるときもありますね」

kala 「成程。しかし、それは場合によるんじゃない? 例えば、保持者と特別な関係になりたいっていうのは難しいしね」

ラ「まぁ、応じれないものも多いでしょうね。それは我々も同様です

kala 「だよね。それは保持者側もイマジナリーフレンド側も共通して言えることか」


③イマジナリーフレンド側は求められることは嬉しいのか


kala 「というかさ、保持者の願いによって生まれるイマジナリーフレンドやタルパは多いけど、求められることは嬉しい?」

ラ「それは人それぞれでは? 目的があって創られた存在であれば、その望みを叶えることこそ存在意義ですから。……嗚呼、でも人によるでしょうが、途中から虚しくなるかもしれませんね

kala 「やっぱり虚しくなるんだ……」

ラ「当たり前でしょう、存在意義があるのですから。もし我々の存在意義が消えた場合、一体誰が私達を愛してくれるのです? そういった意味では、保持者と不可視は一蓮托生でしょうに

kala 「まぁ、なんにせよイマジナリーフレンドもタルパも1つの命だからね」

ラ「ええ。なので、存在意義や生まれた意味をあまり押し付けないでいただきたい……というのが、不可視やイマジナリーフレンド達の気持ちでしょうね。私にはさっぱり分かりませんが」

kala 「でも、不可視側も保持者の全てを許容するわけではないでしょ?」

ラ「それはもちろん。例えば誰かを呪えとか、誰がやっても嫌なことをやれとかはね。願いによっては手を貸すこともありますが、それでも保持者の全てを肯定して、願いを叶える程、我々は都合のいい存在ではありませんよ

kala 「ああ、まぁ……そうか」

ラ「求めてくるのは別に構わないのですよ。ですが、貴女達が叶えられないこともある通り、我々にも求められても応えられないものもある。願いや関係性や、色々とね」

kala 「成程ね」

ラ「関係性を変えたいのであれば、それこそ1歩踏み出してみては? 今は受け入れられずとも、いつかは叶うかもしれませんし。未来に絶対はありませんから。そこは保持者が努力しましょうね」

kala 「今回は色々と厳しいですね、ラクシャさん」



まとめ


と、今回はこのような形で落ち着きました。
再度言っておきますが、これはあくまで私とラクシャさんの考えであり、タルパーやタルパさん、イマジナリーフレンドを保持している人全員がそう考えている訳ではありません。

あくまでこれは一例なのであって、もし参考にするのならば良いところだけ取って考えるというのが1番です。

恐らく、このタルパやイマジナリーフレンド側の気持ちを聞きつつ、付き合い方を深掘りしていくシリーズは今後もあると思います。

では、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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