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大企業xNFT=新大企業

2022年12月です。これまでいくつかの大企業が、いわゆるジェネラティブNFTをリリースしてきましたが、どれもそれほどうまくいっていません。その理由は単純で、価値を創り出す賛同者(つまりコミュニティ)が少ないからです。ゆえに大企業NFTはほとんど失敗していると言ってもいいでしょう。
では、どうすれいいのか?

大企業の最大の強みをいかすことです。
つまり、大企業はNFTをリリースする時に最初に社員が保有すればいいんです。社員はそれを売るタイミングを自分で決めることによって利確することができますし、価値を上げる宣伝をし始めることもできます。
何より社員は、自分で選択した会社に勤めていますので、基本的には自分の会社をよくしたいはずです。
ただ、おそらく何割かの社員は、なんとなく、とか、仕方なく、といった理由で会社員をやっているかもしれません。
ですが、社員にNFTを保有してもらったら、そしてその価値を高めることで自分の資産やアイデンティティになるんだとしたらどうでしょう?
おそらくその社員にはかつて新入社員として”がんばろう”と思っていた感情が再び蘇るかもしれません。

新大企業になる
労働時間外もSNSなどで自分の持っているNFT宣伝したりするかもしれません。新大企業は、働くこととコミュニティが混ざり合いながら価値を創り出すようになるかもしれません。

本来は社員の持株会もそうだった
持株会も同じ原理です。ですがNFTでこれをやると、まるで創業時の社員のような気持ちになれると思います。
大企業が大企業たる理由は、社外に多くの顧客がいるということです。その人たちもそのNFTを手にすると、顧客からパートナーに変わります。
ブランド化することもできます。

2023年は大企業の強みを活かしたこの方法でジェネラティブNFTを成功させる企業が生まれるかもしれません。その時、NFTが一般化し始めるかもしれませんね。

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