だっこ
「魔女の宅急便」という映画で、
旅立つキキを抱っこしたお父さんが、
「重たくなったなあ」と言うシーンがある。
成長した我が子を実感する
感動的なシーンだ。
さて、4歳になる次男は怒られたり、
足をぶつけたり悲しいことがあると、
「だっこ」
と飛びついてきて、だっこをねだる。
「よしよし」と声をかけながら
抱きかかえ、しばらくだっこしてあげる。
一方で7歳の長男は
もうだっこをねだることはない。
ところが、先日、階段でふざけていたのか、
あごを強打し、大声で泣きだした。
珍しく私の元にきて、だっこをねだる。
私もすぐに抱き上げたのだが、
まずその重さに驚いた。
次男と違って手足が長い分、
うまくだっこもできない。
すぐに長男をおろしてしまった。
いつの間に、大きくなったのだろう。
散歩をするときや
一緒に遊んでいるときは
そんなに感じなかった、
我が子の成長を実感した。
長男をだっこできるのも
あと数年だろう。
そして次男もだ。
次男は昨日から風邪を引いている。
私が「大丈夫?」と聞くと
「だっこ」と答える。
風邪がうつるかもなと思いつつも、
次男が「もういいよ」というまで
だっこし続けた。
【よろしければこちらもお読みください】
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?