あれが食べたい、これが食べたい

せっかくのお出かけ。
外で食事する場合、子どもが
食べたいものがあるお店を選びたい。
だが、子どもが二人いると、
意見が割れてしまう。

小学2年の息子は
ラーメンが食べたいという。
年中の息子は
ハンバーガーが食べたいという。

今日はお店がたくさんある繁華街に
お出かけしているので、
折角なら、その食べ物に特化した
おいしいお店に行きたいところだ。

しかし、意見が割れてしまうと
そうはいかなくなる。

無難になんでもある
ファミリーレストランになってしまうのだ。

だが、「ここでもない、あそこでもない」と、
駅から離れて歩いたものだから、
ラーメンとハンバーガーが食べられる
レストランが見当たらない。

仕方がないので
あとでハンバーガーを
買ってあげるからと次男をなだめ、
中華系のファミリーレストランに入った。

長男は本格的なラーメン屋を
期待していたので、どうも機嫌が悪い。
私もどちらかというと、
ファミリーレストランは
あまり好きではない。

しかし、もう時間は12時過ぎ。
目的は別にあるので、早めに腹ごしらえだ。

私は焼きそば、長男はラーメンを選んだ。
おもちゃ付のラーメンセットがあったので、
次男はそれを選ぶかと思いきや、

「カレーがいい」

と突拍子もない答え。
メニューをみてみると、
そのカレーもある。それが、
ファミリーレストランの良いところだ。

運ばれた食事をとる。
すごくおいしいわけではなない。
もちろんまずいわけでもない。

まあ、これでいいか。
二人の子どもたちが
おとなしく美味しそうに
食べている様子を見て思った。