見出し画像

ごんすけ、ペンギンズメモリーを語るってよ。

こんにちは。
ごんすけです。

昨日はガンダム。
今日はペンギン。
そんな話。
(/・ω・)/

昨日はガンダムと戦争の表現について語りました。
今日はその続きです。
『ガンダム0080』を紹介していて思い出したアニメ作品がありまして。
戦争にまつわる洋画チックなアニメ…。
ペンギンズ・メモリー 幸福物語』を紹介します。

1985年に劇場公開されたアニメーション映画です。
ペンギンのキャラクターを用いた『サントリーCANビール』のCMをベースに制作されました。
CMソングに起用された、松田聖子さんの『SWEET MEMORIES』が、劇中でも使用されています。
この作品は、過去に金曜ロードショーで何度か放送されているし…。
知ってる人いるかな?
(;^ω^)ふるいよ。

ざっくり説明すると。
ベトナム戦争がモデルのデルタ戦争からの帰還兵・マイクと、歌手を夢見るジルとの切ないラブストーリー作品。
マイクの抱く、苦悩、葛藤、孤独。
それらが、かわいらしいキャラクターデザインに反し、重く、生々しく描かれます。
子供の頃は内容が難しくて理解できなかった。
少し大きくなってから観て感じたのは、マイクに対するもどかしい気持ち。
そして、大人になってから見返すと、マイクの気持ちがよくわかって切ない。
観る人や世代によって感じ方はそれぞれなのかもしれません。
あるいは、知識の「ある」「なし」も影響するかも。
( ̄ー ̄)

この作品が公開された1985年当時は、アメリカでベトナム戦争からの帰還兵のPTSDなどが社会問題となっていた頃でもあります。
1982年に公開されたハリウッド映画『ランボー』が、まさにこのテーマで描かれています。
『ランボー』に限らず、この時代の映画にはベトナム帰還兵をテーマにした作品が多くあり、ペンギンズメモリーもその影響があったのかもしれません。
そんな時代背景も頭の片隅にあると、作品の印象が違ってくるのかもしれません。
(。-`ω-)かもしれぬ。

なんて言うか…。
ベトナム戦争に限らず。
戦争の傷は戦争が終わっても残る。
戦争が終わっても、簡単にはハッピーエンドは訪れない。
人々の心から戦争の傷が消える日まで、戦後は訪れない。
これもまた、戦争のリアルなのかと。
ごんすけ、そう思うんです。
(・ω・)はい。

だから。
戦争を直接描かなくても…。
その後の日常を描いていても…。
心に戦争の傷が残っていたら…。
戦争の悲惨さは表現できる。
ごんすけ、そう思うんです。
(´・ω・)はい。

そして、ラブストーリーとしても秀逸な作品です。
静かに暮らしたいマイクと、歌手を目指すジル。
二人を取り巻く周囲の登場人物にも、それぞれに立場があって。
それぞれが良かれと思っていても、思ったようには受け止められない。
何を書いてもネタバレになってしまいそうなので、詳細は省きますが…。
ラストの分かれ道のシーンは、子供の頃に初めて見た時から今も変わらず、一番のお気に入りシーンです。
(ノД`)・゜・。

ぜひとも多くの人に見てもらいたい作品なのですが…。
権利関係の問題なのか、パッケージ化もネット配信もされていません。
あるのは、VHSかレーザーディスク…。
いやいや、レーザーディスクって…。
若い人にとって「レーザーディスクは何者だ?」でしょ?
オラ、こんな村、嫌だ…。
うーん。
何か…。
YouTubeあたりに…。
転がっているような予感がする。
普通に検索すれば…。
出てくるような気がする。
fullで。
………………。
ま、まぁ。
古い作品ではありますが…。
観れる環境にある人は、必見です!
ごんすけ、太鼓判を押す作品です!!!
(´ω`*)たいこばんっ。

とても良い作品なのですが。
海賊版以外に視聴方法がないのは残念ですね。
まあ、『SWEET MEMORIES』は海賊版じゃなくても聴けるから。
それ聴いてから、今日は寝ます。
今日ぐらいは、良い眠りでありますように。
(=゚ω゚)ノ

最後まで読んでくれてありがとうございます。
では、また。