実家に帰省

娘は毎日朝早く起こされ1日、実家の手伝いを頑張ってます。
私の兄は3日1度、娘の様子を面白おかしく報告しに電話をかけてくれ、娘も兄を冗談でからかったりと、うちにいた頃よりぐっと明るく、以前の娘に戻っているようでした。
それでも時々不安が襲ってくるようで、次の日に昨日はダメだったとLINEがくることもありました。

私は有休を取り、3泊4日で娘の様子をみるのと実家にお礼がしたくて夜行バスに乗り帰ることにしました。

娘の表情は明るく、食欲も戻っていて、少しふっくらしたようにも見えました。「こいつ、よく食う。こんなに食ったか?びっくりや!」兄は娘を茶化すように言います。塞ぎこんでいた頃は1日1食、もしくは食べないこともあって153センチで36キロになってました。そんな娘がモリモリ食べるなんて!
さらに、実家の手伝いが始まると、娘は私にガンガン指示し、どうやって仕事を進めるか指示してきます。野菜を出荷するときは兄嫁についていき、スーパーのおじさんと仲良く話してます。

本当にびっくりしました。
そして、実家に娘をお願いしたことを本当によかったと思いました。
娘は昔から私の実家が大好きで、家に帰る度に帰りたくないと泣き叫んでいました。のんびりマイペースな娘は自然豊かな場所が好きで、泥だらけになる作業も一切いやがることも今までありませんでした。
実家のみんなにも愛され、みんなが大好きでした。
兄は脱サラをし、農業を母と始め、兄嫁は会社勤めでしたが明るく娘のことも我が子のように可愛がってくれ、共働きの我が家より、1人になることなく、大好きな自然の中で賑やかに楽しく過ごせたのだと思います。それが娘に元気を取り戻したのだと。

しかし、明日は遂に私が先に帰るという前夜、買い物をしていた時の事です。

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