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#発達障害

(6)リンクする「7人家族の真ん中で。」

(6)リンクする「7人家族の真ん中で。」

 今回でnoteも6回目になりますが、これでもかこれでもかと子育ての苦労話しが続き、読者のみなさんも疲れてしまったのではないかと不安になってきました。しかし、この辺りはまだ序の口で思春期からの怒涛の10年間はよくぞ息子たちと刺し違えなかったと自分を褒めてあげたいほどです。一方、当時アクセス数がどんどん増えていった「7人家族の真ん中で。」では、在宅介護にスポットが当たり、周囲からは「本当に2人の介護

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(7)6年生時代

(7)6年生時代

 当時はありませんでしたが、ここ10年ぐらい「2分の1成人式」という言葉をよく聞きます。思い返せば、ケンとリュウも10歳を境にぐっとコミュニケーションがとれるようになりました。ただ、イメージは泣いてばかりいる赤ちゃんが2歳頃からちょっとコミュニケーションをとれるようになった感覚に近いです。「嫌なものは嫌」だった2人が少しだけ「なぜ嫌なのか」を話してくれるようになったのです。しかし、その理由は「白い

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(8)小学生から中学生へ

(8)小学生から中学生へ

 小学校の卒業遠足には参加できなかったリュウですが、卒業式の練習が始まった3月は比較的通えました。もうすぐ卒業という希望が彼を支えていたかもしれません。卒業式の様子もブログで描いていました。

卒業式  卒業式追記

 中学校生活といえば、部活動。部活動が楽しければ、登校の励みになるのではないかと思案したダンナと私は、ケンとリュウに卓球を教えました。ダンナは中高と、私は高校生の時に卓球部に所属して

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(10)中学時代のケンとリュウの関係

(10)中学時代のケンとリュウの関係

 前回は、リュウの中学生時代を描きましたが、その間のケンとリュウの関係を今回は書きます。
 ブログ「7人家族の真ん中で。」でも、我が家が中庭をはさんで完全2世帯住宅であることを描いてきました。この2世帯住居は在宅介護をするうえで、本当に助かりました。母屋で子育てに七転八倒していた私ですが、姑シスターズから呼び出しブザーがなると何はともあれ離れに走っていきました。サンダルを履き、母屋を出て、中庭を通

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(9)中学時代〜リュウの場合〜

(9)中学時代〜リュウの場合〜

 中学生になり、最初につまずいたのはリュウのほうですが、3年生になってからケンも調子が悪くなってきました。今回はリュウの話しがメインになりますが本当にいろんなことがあり、うまくまとめられず読み解きにくいかもしれません。

 この中学の3年間に、ダンナと私は「発達障害」や「不登校」についてずいぶん勉強しました。書籍の他にもインターネットからの情報や、発達障害の講演会にも参加しました。幼稚園教諭をして

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(11)中学校卒業

(11)中学校卒業

この回で、中学校の記憶は終わります。本当は書き残したこともたくさんあるのですが、その全部を書き始めると結局同じことを何回も何回も書くことになりそうなので辞めました。どこまで時間を戻したら、やり直しができるのだろうかと思う時もありますが、そんな話を私がするとダンナが

「どこに戻っても一緒。最善を尽くしてやってきた。今が我が家の最善。」
と、ちょっと怒りながら言います(笑)というわけで、今回もハ

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(12)中卒、肩書きのない人生の始まり

(12)中卒、肩書きのない人生の始まり

 息子2人が「ひきこもり」であることをここで書いたように、リアルの友人にもそのことをやっと話せるようになりました。しかし、その渦中は言えませんでした。仲のいい高校時代の友人たちと集まると、みんな年の近い子どもがいて、やれ受験だ、やれ反抗期だと愚痴を言い合って慰め合っていました。「今、ファッジの子はいくつ?」と聞かれれば「上の娘が高校2年生、下の双子が中学3年生、本当に反抗期で困っちゃう。」で済みま

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