自信がない人がまとう鎧
一言でいうと
自信がない人ほど強い主張をする
活用シーン
対人関係、自己啓発
内容
デイヴィッド・ガルとデレク・ラッカーの研究(2010年)
被験者を二つのグループに分ける。
A:自信がある場合を記憶させた
B:自信がない場合を記憶させた
それぞれのグループの人に、
「肉食を好むか、ベジタリアンか、ヴィーガンか、あるいは他の傾向があるか」を尋ね、
「その意見にどれぐらい自信があるか」と聞いた。
Bグループは自分の食の選択について、あまり確信が持てませんでした。
そしてBグループに「食の選択に関する意見を文章にして、他人を説得してください」と指示すると、彼らはAグループよりもずっと主張の強い文章をたくさん書いた。
心理学的に正しいプレゼン
スーザン・ワインチェンク (著)
ここに書いた研究、ちょっとわかりにくい書きぶりですみません。
要は、自分の意見に自信がない人ほど、他人を説得しようとするときには雄弁になる、という事です。
これは私は人間の根源的な機能じゃないかと思います。
たとえば、自分に自信のない人は、ありえないほど体をきたえたり、普通以上にファッションにこだわったり、とてつもなく学業成績にこだわったりする傾向、ないでしょうか?
もちろんそういった一芸に秀でていることが弱さの証というつもりはありません。ただ、ボクシングのチャンピオンは「子どものころはいじめられっ子だった」「体が弱かった」なんてことをカミングアウトする率、すごく高いと思います。
ある友人に、すごくファッションにこだわる人がいます。楽しくてやってる分にはいいのですが、なんだか強迫観念的。そこまで行くとやっぱり、自分の自信のなさを人に知られないよう、服装でカバーしようとしているようにも見えます。
車に乗ると性格が変わる、なんてい人もいます。この人も、普段はなかなか自分の本心を人前で語ることができない(そうすれば嫌われると思い込んでる?)からなのか、車を運転するとジャイアンみたいな正確になることもあるようです。
つまり、人は自分の弱さを隠すために、けっこうな労力やお金や時間をかけてるってこと。ここから抜け出すことができると、かなり楽になるような気もします。けど、怖くてできない。一生そんな鎧をかぶったまま過ごす人のほうが多いのかもしれません。
もし自分のなかに、強すぎるこだわりがあるとしたら、その裏に何が潜んでいるかを探ってみる価値はあるかもしれませんね。
私はこんな本書いてる人です(^^)/
友人のNLPトレーナーがこんな無料セミナーを開催します。
よろしければどうぞ。
研修日時:2020年2月1日 13:00~16:00 3部構成
研修場所:汐留・新橋付近 会場につきましては改めてご連絡いたします。
参加費用:無料
講座の詳細はこちらから。
頂いたサポートは、日本の二代目経営者のこれからの活躍を支援するために使わせていただきます。