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参考のWebサイトを冷静に分析すること。

Webサイトは、世界中もう果てしないくらいの数が溢れている。参考にするサイトを探すときも、途方もないくらい見る。

同じ業種を見ることはもちろん、違う業種のももちろん参考に探します。

そんなとき、依頼主で間違った参考サイトの探しかたをしている場合がときどきある。

サイトだけ見て、「うわぁ、かっこいい。素敵。」と憧れてしまう場合です。

例えば、ホテル特に高級ホテルと言われるところは、トップページから素敵な写真ときちんとした情報設計がされています。予約のナビゲーションも必須なので、かなり予算をかけて制作されています。色のトーンも落ち着いていますし、写真のクオリティは、もうハンパなく素晴らしいです。何より食事やウエディングページは、つくり込んでありますしね。

高級感=クオリティが高い

まぁ、当たり前なんですけど、ホテルの価格帯、お客様のターゲット層を考えると、陳腐なつくりにするわけにはいかないんです。それ相応のサービスを提供していますから。

そっくりそのままホテルのテイストを自社に当てはめてしまうのは、待ったがかかります。素人的には、「こんなサイトを作って欲しい」と、単純に依頼してしまい、おおきな間違いに陥りがちです。

自社のサービスは、ホテル並みの高級さがあるかどうか、お客様の層はどうなのかを冷静に分析する必要があります。

□ あなたの事業のお客様はどんな方たちですか?
□ 事業・サービスの価格帯はあっていますか?
□ 自社のコンセプトは何ですか?



もちろん、ホテルのサイトで真似が出来る部分はたくさんありますよ。

例えば、写真の撮りかた。
月替わりで、いろんな催しが企画されていますよね。

そんなときの料理のスタイリングは、ほんとうに美味しそうに、また季節感たっぷりに撮られています。

飲食系のWebサイトの場合は、おいしそうに撮る、もう基本中のキホン。

また、ホテルが選んでいる書体にも注目してみるのも良いかもしれません。
このホテルは、なぜ明朝体、欧文書体を使っているのか。
ナビゲーションバーの並びは、どう表記しているのか。

参考サイトを探しても、そのまま自社のサイトには当てはまりません。なぜなら、どのWebサイトもその企業のオリジナルを追求した上で、制作するからです。

きちんと冷静に自社に置き替えたときはどうなるか?を見極めることが必要になります。


プランナー、コピーライター。生活者に寄り添い、ファンをベースとしたプランニング、広報支援致します。2017年加西市制50周年キャッチコピーに選ばれました。「ともに創り、ともに育む。」さとなおオープンラボ関西二期生。広告・カフェ・北欧・紙モノ♡地域遊びとローカルメディアも挑戦中!