「とと姉ちゃん」に学ぶ分解写真と、Webサイトのコンテンツの見せかた。
朝ドラ「とと姉ちゃん」ようやくおもしろくなって来ました。
「あなたの暮し」が、売上げが伸びず、また広告をとって編集長にナイショで勝手に掲載してしまったことで、編集長と対立してしまいます。編集長に会社を去られてしまい、会社存続の危機に陥って、次号の雑誌が最後かもしれないとなった今週。
いろんなひとの助けもあり、なんとか編集長とも和解できました。最後の号になるかもしれない雑誌に、新しい企画、小麦を使った料理を載せることになりました。
メニューは、パンケーキ。
ここでパンケーキのつくりかたを詳細に写真と文章でわかりやすく、誰でも作れることをモットーに記事づくりをしていきます。
今でこそ、料理の詳細写真付きは当たり前となりましたが、当時は文章だけの雑誌ばかりだったそうです。
誰でも雑誌を読んだだけ、真似していくだけで同じモノが簡単に作れる手法、分解写真の見せかた手法を編み出したのが、今の「暮しの手帖」なんだそうです。
つくりかたを順番を追って、わかりやすく見せるのは、雑誌だけでなくWebサイトでもいろんなところで使われます。料理や、ものづくりのサイトではわりとよく見かけるのですが、業種によっては、あまり使われていないところもあります。
例えば、美容室。以前手がけた分なんですが、各業務の流れを詳しく写真と文章で見せました。この美容室は、トリートメントにはチカラを入れているということもあって、より詳しく見せることを意識しました。
実は、このほかにいろんな美容室のサイトを調べまくりましたが、美容室ではあまりコンテンツとしてしっかりつくられていませんでした。
たいてい、カット、パーマ、○○円と掲載しているところがほとんど。
そして、カットやパーマなどのヘアカタログのコンテンツを作っているところは多いのですが、解説付きのところもわりと少ないです。
コンテンツの見せかたをひと工夫することで、他店と圧倒的に違うサービスだと差別化することが可能です。
コンテンツを作る際には、見るかたにとってわかりやすさを意識していくことがたいせつです。
プランナー、コピーライター。生活者に寄り添い、ファンをベースとしたプランニング、広報支援致します。2017年加西市制50周年キャッチコピーに選ばれました。「ともに創り、ともに育む。」さとなおオープンラボ関西二期生。広告・カフェ・北欧・紙モノ♡地域遊びとローカルメディアも挑戦中!