- 運営しているクリエイター
#文章術のベストセラー100冊のポイントを1冊にまとめてみた
添削屋「ミサキさん」の考察|26|「『文章術のベストセラー100冊』のポイントを1冊にまとめてみた」を読んでみた㉖
|25|からつづく
「は」と「が」の使い分けですが、私はずっと感覚でやっていました。
自分で文章を書く場合はそれでよいのですが、他の方の文章を「添削」させていただく仕事をはじめて、なぜ「は」なのか? なぜ「が」なのか? という明確な根拠が必要だと思うようになっていました。
ですので、大野晋さんの発見は、非常に画期的なことだと思います。
「は」と「が」のこういった使い分けは、日本語の大きな特徴か
添削屋「ミサキさん」の考察|25|「『文章術のベストセラー100冊』のポイントを1冊にまとめてみた」を読んでみた㉕
|24|からつづく
第19位 「は」と「が」を使い分ける
「は」と「が」の使い分け! 何となく気になりつつ、感覚で使っていたという方も多いのではないでしょうか?
国語学者の大野晋さんも、「日本語の文法のうち、大切と思うところの一つだけを取り上げます。それはㇵとガということです。(略)ここが分かると、日本語の文章がしっかり自覚的に把握できるようになるでしょう」(『日本語練習帳』/岩波書店)と述
添削屋「ミサキさん」の考察|18|「『文章術のベストセラー100冊』のポイントを1冊にまとめてみた」を読んでみた⑱
|17|からつづく
[Part2]からは文章表現上の大事なところをピックアップ第11位 主語と述語はワンセット1⃣主語と述語をセットにする
余談ですが、「イカめし文」っていう言い方、ふつうに使うのかな、と思ったので、ググってみたのですが出てきませんでした(笑)。
いかめし(goo辞書):イカの足と腹わたをとりのぞき、胴にもち米をつめて、砂糖としょうゆなどで甘辛く煮た料理。北海道渡島地方の名物
添削屋「ミサキさん」の考察|17|「『文章術のベストセラー100冊』のポイントを1冊にまとめてみた」を読んでみた⑰
|16|からつづく
2⃣必ず入れたいのは「逆のこと」を書く場合
おもな逆接の接続詞
ところで、私の意見ですが、論理的な文章の場合はあくまで論理関係を明確にするためということがあると思いますが、小説などの文章の場合には、リズムや雰囲気をつくるためにも接続詞(句)が一役買うこともあると思います(16でご紹介した『虐殺器官』(伊藤計劃)の文章展開など)。
◇最初は接続詞を使って書き、あとから削る
添削屋「ミサキさん」の考察|16|「『文章術のベストセラー100冊』のポイントを1冊にまとめてみた」を読んでみた⑯
|15|からつづく
いろいろなジャンルの文章を引いてみます(かなり雑多ですよ)。
中村とうよう著『ポピュラー音楽の世紀』(岩波新書)より。
やっぱり、小説の文章のほうが面白いでしょうか。
小説の文章は、実は接続詞が少ない傾向にあるようです。
手持ちの本をめくってみても、なかなか接続詞が効果的に使われている箇所が見つからないです。
いずれこのエッセイを改稿するときには、ふさわしい文章の例を載せ
添削屋「ミサキさん」の考察|15|「『文章術のベストセラー100冊』のポイントを1冊にまとめてみた」を読んでみた⑮
|14|からつづく
1⃣接続詞は「使いすぎ」も「使わなすぎ」もダメ
(接続詞の重要性について説いていた)20冊の著者は、全員、
「接続詞を使うと文章がわかりやすくなる」
との意見で一致していたそうです。
◇接続詞を使ったほうがいい4つの理由
◇接続詞を少なくしたほうがいい3つの理由
意見の分かれる問題なんですね。
私が思うに、文章の性格によってもそれぞれ違うように思います(小説・記事