|16|からつづく
2⃣必ず入れたいのは「逆のこと」を書く場合
おもな逆接の接続詞
ところで、私の意見ですが、論理的な文章の場合はあくまで論理関係を明確にするためということがあると思いますが、小説などの文章の場合には、リズムや雰囲気をつくるためにも接続詞(句)が一役買うこともあると思います(16でご紹介した『虐殺器官』(伊藤計劃)の文章展開など)。
◇最初は接続詞を使って書き、あとから削る
自分事ですが、書きながら同時に正しく接続詞を入れるのは至難のわざです。読み返すと、必ずといっていいほど不適切な接続詞(句)が見つかります。
推敲のときにはとくに注意したいところですよね。
◉さて、以上Part1第1位~第7位を読んできました。
全部でPart3第40位まであるのですが、この後は、文章表現に直接かかわる重要なところをピックアップして、また例文などを挙げて見ていきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
|18|につづく