見出し画像

スパイスの香りで、おいしい異国の旅へ

こんにちは。"中谷みなみ"です。
緊急事態宣言も解除され日常が戻ってきたと思いたいところですが、気が抜けない日々が続いていますね。
まだまだ、おうちで過ごす時間が増えている今、
毎日の料理に、異国の香りが楽しめるスパイスやハーブを使って、手軽に海外を感じてみませんか?

『五香粉(ウーシャンフェン)』で旅行気分を

今回は『五香粉(ウーシャンフェン)』というスパイスを使って、台湾の台所へ旅してみましょう。

画像1

五香粉とは、下記のような数種類のスパイスがミックスされたもの。

・花椒
・クローブ
・シナモン
・フェンネル
・陳皮
・八角…

などなど。
スパイシーな中にほんのり甘みのある、どこかクセになるような香りが特徴です。
名前に『五』と入っていますが、5種類以上がブレンドされていることもあります。

ちなみにクローブやシナモン、フェンネルは、アロマテラピーの精油としても使われるハーブ。
いずれも心に活力を与え、積極的に行動するための力を貸してくれる効果があるとされています。

こちらの五香粉を使った、魯肉飯(ルーローハン)という台湾で定番の屋台料理があります。
本来は、甘辛く煮た豚の塊肉を白いご飯にかけたボリュームごはん。
もう少しヘルシーに作れないかなと、厚揚げと鶏ひき肉でアレンジして作ってみたところ、とっても美味しくできたのでご紹介します。
時間をかけずにサッと出来るので、テレワーク中のランチにもおすすめですよ。

魯肉飯(ルーローハン)の作り方

〈材料 約2人分〉
・厚揚げ 1枚
・鶏ひき肉 200g
・しいたけ 大3枚
・にんにく 2かけ
・卵 2個
・たけのこ(あれば)
・お好みの青菜やきゅうりなど
☆酒、砂糖、醤油
☆五香粉

〈作り方〉
①卵はお好みの固さにゆで、冷水に取って、殻を剥いておきます。
②厚揚げは1cm厚さの一口大に、にんにく・たけのこは粗みじん切りにします。しいたけは石づきを取り、薄切りにします。
③ ①と②、鶏ひき肉をフライパンに入れ、ヒタヒタになるくらいの水を注ぎ、酒・砂糖・醤油 各大さじ2を加えて、中火で汁気が少なくなるまで煮込みます。
④ お好みの量の五香粉を振り入れ、ざっと混ぜてご飯にのせたら出来上がり。
☆きゅうりの甘酢漬や青菜をサッと茹でたものを添えると、彩りが良くなります。

画像2

異国を感じる香りの時間

どんな国でも、その国の空港に降り立った瞬間、『ああ、海外に来たんだなぁ』と、日本とは違う独特の香りを感じた経験がある方は、多いのではないでしょうか。
特に、料理にスパイスをふんだんに使い、屋台の文化も盛んなアジアの国々では、その印象が顕著に残るような気がします。

海外へ気軽に渡航することが、なかなかまだ難しい今。
だからこそ、スパイスやハーブの香りを通じて異国の空気を感じながら、日々の食事をより楽しんでみてはいかがでしょうか。

-中谷みなみ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?