描いたのは季節の移ろい
公園の中央に立つイチョウの大木
その根元に敷き詰められたイチョウの葉
愛犬と一緒に散策した折に
出合った風景だと思います。
20センチ四方の小さな画面いっぱいに
黄緑色の葉が積み重なり
やがて訪れる中秋や晩秋
更に その先に来る木枯らしの冬を
連想させてくれます。
作者はいつも対象物をじっくりと観察し
それを自己の内面にしっかりと取り込み
抽象化された型と自分自身の持つ色味を
画面に表出されます。
今回の作品も落ち葉であるにもかかわらず
さっきまで枝先についていた葉のむこうに見える
青空を少し感じさせてくれたり
葉っぱの軸のイエローオーカーやバーントアンバーの
深い色が画面にアクセントを与えています。
そして更に この色達の上に秋の色が折り重なっていくのでしょう。
季節の移ろいを感じさせてくれる作品に
仕上がっていると思います。
絵画講師 若林 薫 評
たくさんのスキをありがとうございました。
体育会系の青春
自己啓発ソムリエ さま
記事のご紹介頂きありがとうございました。
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