イメージは膨らんで・・私の図書館
遠近法と彩色の学習の中で作者は理想の私設図書館を
定規やコンパスを用いて描く用器画で制作しています。
建物の内部は1点透視図法を用い
奥行きの有る空間を演出しています。
床・壁・天井の色彩計画は
明度段階を5段階ほどに分け
線遠近法で出来た空間を更に補っています。
一番手前のテーブルの上には
この図書館の立体模型が2点透視図法を用いて描かれています
書架に並べられた本の一冊一冊の背表紙が色とりどりに彩色され
読書する楽しみを誘います。
壁面に取り付けられたスポットライトは
読者の手元を優しく照らしてくれそうです。
又壁に掛けた額付きの作品は
斜投影法と等角投影法で描いていて
抽象画思わせる立体的な絵画表現になっています。
そしてそれは大きな壁面のアクセントに
なっていると思います。
更に壁と天井との境には間接照明が埋め込まれていて
柔らかな空間を創り出しています。
画面上部には開放的な大きな窓を設け
遠景の野山を借景として取り込み
緑豊かな大自然を望む事が出来ます。
左手中程の壁に穴を開け階段を昇った先には
喫茶コーナーが有り
そこではコーヒーや飲み物を楽しみながら
くつろげるスペースも設けて
いるのかも知れません。
絵画講師 若林 薫 評
きしゃこく先生ご紹介頂きありがとうございました。
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草原の迷子
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