幾重にも重なった年輪と風雪に耐えた木肌の言い知れぬ切なさと魅力と愛おしさを感じて・・・
少し年老いた桜の枝が剪定され
地面に放置されていた様です。
その切り株を作業員の許可を得て持ち帰り
モチーフとして描いています。
幾重にも重なった年輪と風雪に耐えた
木肌の言い知れぬ切なさと魅力と愛おしさを
感じたのかもしれません。
切り落とされた枝は
やがて朽ち大地にもどるのかも知れませんが
作者はその枝から 又 新しい芽が吹き
小さなかわいらしいsakuraの花を咲かせるはずだと
感じ取ったのだと思います。
巡り来る季節の中で 花が咲き葉を茂らせ幹を太らせ
やがて枯れ大地に還る。
その途中で 命を絶たれた枝への気持ちを
そのまま作品に仕上げたのではないでしょうか。
切り落とされた枝から 新芽が吹く訳ではありませんが
作者の願望が そこに表現されていると思います。
感情を押えたグレートーンの静かな色調が
その思いを更に際立てたせている気がします。
単純化された形態にも
作者の美的感覚を感じます。
絵画講師 若林 薫 評
きしゃこく先生に紹介していただきました。
ありがとうございました。
https://note.com/kisha_koku/n/ncee467313b97
https://note.com/kisha_koku/n/n06c429a71acd
https://note.com/kisha_koku/m/m5c2ffd8bba19
https://note.com/kisha_koku/m/m5c2ffd8bba19
https://note.com/kisha_koku/n/nb977db505d47
https://note.com/kisha_koku/m/m5c2ffd8bba19
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