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秋が京都にやって来る


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1週間くらい前の鴨川。


自転車を使って京都を南北に大きく移動する際は、多少遠回りになっても鴨川べりを走るのが最高。
つうんと高く抜ける青空が、薄くて平べったい川面に敷き詰めたように映って、きらきら光る風の間をすり抜けてどこまでもどこまでも走っていけそうな気がする。
時折、河原でヴァイオリンやサックスやギターを練習する人の奏でる音が耳をすうっと撫でていく。

ようやっと涼しくなってきたじゃないの、と嬉しくなるけど、冷静に天気予報見たら「最高気温・30度」だったりするのですが。人はそれを真夏日と呼ぶね。
36度とか37度とかいうムチャな気温にすっかり飼い馴らされてしまった我が身が憎い。


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青鷺(アオサギ)。
鴨川にもたくさんいるけど、そこら辺の道にもフツーにいる。
もうあったりまえみたいな顔している。
結構、でかい。

何の気配もなく、そこいらの歩道の柵とか停められた自転車のハンドルとかに鎮座しているので、気づかずにすぐ近くを通った人間の方が「ををッ!?」と焦る。
だがヤツ等は一切動じない。無言で不動。
多分、頭がいいんだろうなと思います。人間は特に自分達になんか悪さをしてきたりしない、と判っているのだろうな。


それにしてもこの四連休の京都の人出はすごうございました。
何も考えずに車で買い物に出たらえらい目にあいましたとも。
きっと「今なら京都は人が少ないよね!」とウッキウキで来られたに違いない。こんなに混んでるなんて、何ともお気の毒と言うか、うむ。

ちょっと頑張って平日にお休みとって来られると、だいぶ違うと思います。ほんとに、嘘のようにしずかな京都を楽しめるのではないかと。これに懲りずぜひ再チャレンジを。

そんな訳で連休中は常になく大量の関西圏外のナンバーを見た。普段全然見ないようなものがたくさん見られて、ちょっと楽しかったです。

  

   


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