林 香緒里(はやし かおり)

ファシリテーター。対話が深まると幸せ。せっちゃん(斎藤和義)のLIVEとチェリスト上野…

林 香緒里(はやし かおり)

ファシリテーター。対話が深まると幸せ。せっちゃん(斎藤和義)のLIVEとチェリスト上野道明さんのCONCERTの空間に身をゆだねたい。琵琶湖のほとりに住んで約16年。これまでの居住地は京都→大阪→兵庫→大阪→滋賀、関西ばかりをグルグル🌀粒あんが好き

最近の記事

妄想をエッセイに昇華する方法

(京都ライター塾 第4期アドバンスコース受講レポート 第5回 エッセイの書き方) 8人の受講生がエッセイを書き、その原稿の添削文を共有しながら解説を聞いて、質問を交えて進行していく「エッセイ講座」。ワークショップ型の実践的な内容で、ワクワクする。 講座前に、担当講師の寒竹泉美さんから、エッセイを書くための手順書が提示された。一部、内容を簡潔にしているが、それは以下のとおり。 ①エッセイに書きたい、自分が体験した「気持ち」をひとつ選ぶ。 ②どんな気持ちか、もっと詳しく分析

    • セレクトショップの一角で、爪の悩みに寄り添うネイルケアを受ける 

       爪の先端の層がはがれる二枚爪に、長年悩まされてきた。   例えば服を着るとき生地に引っかかる、シャンプーすると髪がギザギザの爪先にひっかかるなど、日常生活のあれこれに支障をきたすレベル。爪トラブルも診てもらえる皮膚科に行ったが、わたしの爪に処方できる治療薬はないと告げられた。  市販の天然由来成分100%のネイルオイルを塗っても、わたしの爪先はすぐ割れる。だから、いつも深爪。  ネイルサロンには、ずっと相談できなかった。不格好な爪が恥ずかしくて、ネイリストさんに見せられない

      • オンラインでの人物取材で、新たな試みをしつつ執筆してみた 

        (京都ライター塾 第4期アドバンスコース受講レポート  第4回 原稿フィードバック) 今回の講座で学んだこと、気づいたことを、まとめてみる。 知っている人(仲間内など)に インタビューするときの注意点 今回の課題は、受講生が媒体を選び、その読者をターゲットに、講師である江角悠子さんにインタビューをして、原稿を執筆するものである。 わたしたち受講生は、江角さんと何度も言葉を交わし、その仕事ぶりや人柄をある程度、把握している。 だからこそ、読者目線に立つ客観性を忘れずに、

        • 仕事や人間関係を豊かにする「傾聴力」とは?

          ライター、エッセイスト、大学非常勤講師、ライター塾やオンラインサロンの主宰の他に、お手紙チャネリングや私設図書室の開設など、幅広い分野で活躍する江角悠子さん。ここまで活躍できるようになった秘密に、「傾聴力」があるという。江角さんが大切にしている「傾聴力」とは? プロフィール  江角悠子(えずみ・ゆうこ) ライター、エッセイスト、同志社女子大学非常勤講師。京都市在住。「書いて、しあわせになる」をテーマに活躍中。雑誌『婦人画報』WEB『京都おつけもん探訪記』等で記事を執筆

        妄想をエッセイに昇華する方法

          ただのアイデアと企画の違い

          (京都ライター塾 第4期アドバンスコース受講レポート   第3回 企画を立てて原稿を書く)  「興味深いテーマを見つけたら、それを実現する技術が必要です」 講師の江角さんの言葉が刺さる。  つまりアイデアを企画に昇華させるには、いくつものプロセスを経なければならないのである。  私が執筆したい記事テーマのひとつに「仏教系ホスピスで母を看取った日々」というものがある。この記事を連載で、どこかの媒体に取り上げてもらえないかなと考えるのは、ただのアイデア。  アイデアはあくまで

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          「独りよがり」に別れを告げたい

          (京都ライター塾 第4期アドバンスコース受講レポート   第2回 読者を知り企画を立てる) 課題はハードだが、わかりやすい添削に納得  第1回の講座後の初課題は、500字を目安に書く「推しの記事」。自分の経験エピソードも挿入して、まとめるようにとの条件つきである。  そのお題を聞いたとき、「500字でその記事を仕上げるのはキツいっす、おねえさん!」と心の中で叫んでいた。  すかざず私は「写真とそのキャプションを入れてもいいですか?」と質問した。写真があれば、描写説明を補う

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          30年ぶりに初心にかえって、「書く」と向き合う

          京都ライター塾第4期アドバンスコース受講レポート  第1回:型を使って書く  京都ライター塾との出会い 2024年3月初旬。高3ひとり息子の進路が決まった。4月からは神戸市内にある夫の実家(築45年の空きマンション)で、彼は一人暮らしを始めることになる。  息子は小学校に馴染まず、当時は友だちと遊ぶ機会も限られ、自宅で私と過ごす時間が多かった。そんな息子であったのに、大学生活は一人暮らしを希望し、その実現に向けて精進し、それを叶える日が来るとは! 彼の将来を憂えて、モヤモヤ

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