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仁淀ブルーを見に行こう / 高知県吾川郡仁淀川町

仁淀川は、愛媛県と高知県を流れる一級河川で、その水質はこれまで数度、国内一に輝いたことがあるほど。
エメラルドグリーンに輝く水は仁淀ブルーと呼ばれ、たくさんの人を魅了しています。

とはいえ、写真で見て美しいと感動した景色の多くは、実物を見るとガッカリしがち……。わたしも何度もガッカリしてきました。でも、何年か前に仁淀ブルーを初めて見た時の感動は、写真の感動を遥かに超え、思わず感嘆の声がダダ漏れ。
これはぜひとも夫にも見せねば!と思い、いつぞやの夏に帰省した際に高知県まで足を伸ばして行ってきました。

仁淀ブルーが楽しめるスポットはいくつかあります。
わたしたちが行ったのは、高低差20mの雨竜の滝が見ものの中津渓谷と、もっとも美しい仁淀ブルーが見られるという安居渓谷、この2ヶ所です。

まずは中津渓谷の仁淀ブルーから。

ウソかなと疑う美しさ

階段を降りていくと徐々に見え始める美しき仁淀ブルー。これぞ透明感の最上級。これをもって透明感という言葉が完成したかのよう。もう今後、軽々しく透明感だなんて言葉は使いません。
こんなに鮮やかな色で、かつ透き通った水がこの世に存在するだなんて。

ジブリみたい

中津渓谷の周りには遊歩道があって歩きやすいのも観光客には嬉しい配慮。
轟々と落ちる滝の音が聞こえてきます。

こんにちは、神様です

中津渓谷には七福神がいます。毘沙門天、恵比寿天、弁財天、大黒天、福禄寿、寿老人、布袋和尚。神様を探しなが歩いたけれど残念ながら7つは見つけられず。

日が射すとまた美し…
終点は雨竜の滝
滝にかかる虹

この日は朝早く出発したことと、いい天気だったことが重なって、運良く雨竜の滝に現れた虹を見ることができました。いいことありそう。


そして2ヶ所目、いちばん美しい仁淀ブルーが拝めるという安居渓谷の水晶淵へ。

どーん!
どどーん!

安居渓谷の中にある水晶淵と呼ばれる場所が、もっとも仁淀ブルーが堪能できると言われています。
大きな泉のようなになっており川の流れも穏やかなので、より濃く鮮やかな色に見えるのだとか。
あまりに水質がきれいなので写真じゃ伝わりにくいですが、若干濃い色に見える部分が水深のあるところです。

安居渓谷には水晶淵みたいに川の流れがあまりない場所があるので川遊びもできます。川遊びって、海みたいにベトベトにならないところがいいですよね。遊び終わった後のストレスがない。しかもこんなに美しい水だから、生臭い匂いも一切しません。
ただし真夏でも川の水の温度は海よりもはるかに冷たいので、パドリングだけじゃなくて泳ぎたいって人は気をつけて〜!

なんかで色つけました?
このあと夫はここに飛び込みました


川の上流なので、灼熱ジメジメの香川の海より標高が高いだけあって涼しくて過ごしやすいのもよき。
そして日の当たり方によっては、同じ仁淀ブルーでも見える色が変わるのも面白いです。
紅葉の時期の安居渓谷もかなり美しいようなので、そちらもぜひ見てみたいなー。


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