ダブリンの鐘つきカビ人間
ものすごく完成された、めちゃくちゃ面白いお話しだった!
霧の夜に、森の中にぽつんとあるおうちに、カップルが迷い込むところから始まるの。快く迎え入れてくれたおじいさんに、ふと霧の中で聞いた歌のことを話すと、問わず語りに昔ここが街だったこと、自分が市長だったことを話してくれる。
この市長が松尾貴史さんなんだけど、声が深くて、松尾さんに誘われて物語の世界の入り口に立つのがとっても心地いい。そしてこの霧の中の曲がケルティックな感じででも日本の童謡みたいで物語の色や匂いをそのまま映し