便利で美味しい、創作ナス料理

シチリア島の州都、パレルモからの発信。　ボンジョルノ。

画像が悪いですが、ご了承くださいませ。　ナスがちょっと焦げていますが、それもどうぞお気にせず。　と言うよりは、見なかった事にして下さいませ。

八百屋へ行けばナスを買う日々。　ナスとインゲンが冷蔵庫の中に常備されています。　ほとんどのナスはトマトソースと合わせたパスタになりますが、ただ焼いてオリーブオイルをかけて食べたり、フライも美味しい。　勿論パスタと並ぶ代表的なシチリア料理にはカポナータがありますが、今年はまだ作っていません。　後はナスのパルミジャーナ、スライスして上げたナス、モッツァレッラ、パルミジャーノ、トマトソースを段々に重ねてオーブンで焼いた物。　これもシチリア料理の定番であります。

どうしてもトマトソースと合わせることが多いナスですが、そればかりだと飽きてしまいます。　なのでちょっと変化球を楽しみましょう。　

この創作料理は確か3年くらい前に思い付きで、冷蔵庫にある物で作ったのが始まりでした。　10年近く前にスペイン人の友達が作ってくれた、「ナスのフリッタータ」からインスパイアされたのですが。

フリッタータと言えばイタリアよりもスペインの方が有名かも知れませんね。　そして彼女が作ったナスのフリッタータの美味しかった事！　角切りにして素揚げにしたナスがゴロゴロと入っていて、「ナスと卵って合うんだ」と思った覚えがあります。

この創作料理は、スライスして揚げたナス、モッツァレッラ、ハムを段々にして、上から溶き卵を回し入れてオーブンで焼いた物です。

最後の茄子は余分だったかも。　きちんと卵に浸かっていません・・・。

切り口はこんな感じで・・・、

見た目悪いのですが、かなり美味しいです。　ナスと卵、合う合う。　モッツァレッラとハムも大抵冷蔵庫に入っているので出来上がった一品です。

チーズは勿論他のものでも良いでしょうし、ハムでなくツナでやっても美味しいかな？　やった事ないけど試す価値ありと思っています。　付け合わせにもなるし、これとサラダで夏のランチにもなり得る便利品であります。

今日も晴天、これからちょこっと海へ行き、後はビデオの編集に費やす予定。　撮影よりも編集の方が大変ですね。　とにかく決められた時間内に収めるのに四苦八苦しています。

先日の熱海に続き、九州も広島も大変ですね。　どうぞひどい事になりませんように、お祈りしています。