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久々のお料理、今年初めてのそら豆

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

昨日相方の親戚と最後の晩餐を楽しみ、帰宅してバタンキュー。 そして今朝は早起きしてズームでのボランティアを2時間。 ふー、忙しく楽しい1週間でした。

その後買い出しに出て、今年初めてのそら豆と、出来立てのリコッタを購入。 フェンネルと一緒にシチリア定番のパスタ。 久しぶりのお料理です。

出来立てのリコッタだったので、水分が多い。こちらのそら豆は小粒です。 そして皮ごと食べることが多いの。 日本では考えられないですよね? そして生でも食べるのですよ。 

お料理このとばかりを書いている私のnoteですが、少し今学んでいるファッションのことも書こうと思いました。 日本初のパーソナルスタイリスト、政近準子さんの学校です。

ファッションを学ぶ学校というと、カラー診断とか、骨格診断とか、「あなたはこの色が似合いますよ」だの、「あなたの骨格ならこういう服がいいですよ」的な、答えをいただけるのでは?と思いがちですが、この学校は違うー!!!!
答えなんか頂けないのです。 逆に常に「問いかけ」です。

ある状況で、そこへ何を着ていくか?
以前ちょっと触れましたが、1回目の授業は「千鳥ヶ淵で夜桜見物」というシチュエーション。 まず考えるのは防寒なのですが、そんな装い認めてもらえない(笑)。

なぜその服を選んだのか?
きちんと自分のマインドに聞いたか?
掘り下げたか?
その選んだ服をどう着たいのか?
それで何を伝えたいのか?
そもそもあなたはどういう人間?
あなたの在り方は?

人を納得させるのではなく、きちんとありたい自分を伝えられるのか?

そして30秒とか1分とかでプレゼンをします。
その短い時間に想いを込めるのです。
ズームでは上半身の一部しか見えないので、その後全身の写真を撮って、FBに投稿していきます。
更に!それに対して一緒に学ぶ40人以上の人がコメントをするのです。
もうね、それを追いかけるだけですごい時間なんですよ。

そして!
皆んなが「この装い素敵」的なコメントをしても、政近さんはそれをバッサリと切り捨てるのですよ。
「あなたそれでいいの?そんなに無難な姿を見せたいの?本当はそうじゃないでしょう?」と。
そしてそれが全て図星・・・・。
どうして分かるの?

私的にはね、政近さんはご自宅に大きな水晶玉をお持ちだと思うのですよ。
それでみんなの日常生活やクローゼットの中をのぞいてる・・・。
そうとしか考えられない。

全然頭の中が整理できていなくって、消化しきれていなくって、書きたいことは沢山あるけれどきちんと言語化できない私です。

自分に向き合う、人を納得させる為のブランド服を選ぶ人間はかなりダサいと。

お料理ではね、割と自分のマインドに向き合うことができていると思うのです。
自分の気持ちと体に何を食べたいか聞いてみる、そして大抵きちんと答えは出てきます。
盛り付けを考えたり、人を招いた時にどうやって喜んでもらおうかと考えたり、好きです。
それをこれからどう装いと繋げていかれるか?
それらを考えていると、お料理倦怠期からも抜け出せそうな気がしています。

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